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精霊の守り人 最終章 総括

2017年11月からNHKで全9話で放送された上橋菜穂子原作、綾瀬はるか主演の第三部となる作品。
聖導師役が平幹二朗さんから鹿賀丈史さんに変わっていてビックリしました。
第三部は撮りきれていなかったんですね。

因縁の相手と相対することになって、どうなるのだろうか、と思っていましたが、
バルサがジグロの想いを受け継いでいったのはいいんですけど、
ログサムの最期はどうなんだ?という感じが。
息子が守ったわけですが、結局はログサムが連れていかれるというね。
残った人たちの方はいい雰囲気だったけれども、
ログサムとしては納得できないまま逝ったんじゃなかろうかと。
散々やらかした結果が自分に返ってきただけだから、
どうこう言うのはおかしいのかもしれないけど。

結局、お祭りでログサムを殺そうとしたのはバルサでいいのか?
もう一人、動いていたのは何だったんだろう?

カンバルでの問題を解決後は大規模な戦争が描かれたりも。
ただ、戦い方が違いすぎましたね。
戦争をしてこなかった、というところもあるのでしょうけど、
色々なものが時代遅れになってましたね。

新ヨゴを攻め始めてからはすでに占領したように振る舞っていたタルシュ。
そのおかげでタンダや彼をかくまってくれたきょうだいが無事ではあったわけですけど、
気に食わなかったなぁ。
全員が同じように振る舞っていたのかは怪しいところ、というのもあるのでね。

戦争の終わり方はタルシュ国内での変化で幕引きに。
タルシュは今後どういう風に動いていくのかねぇ。

死んでからようやく人の父としての顔を見せた帝。
遅すぎるわな。
チャグムはそれでも嬉しく思っていたようですけど。
そこで本当にようやくならよかったんですけどね。
二ノ妃に対してだけは態度が違っていたから、納得できないなぁ、と思った。
結局、自分のことだけだったってことなんじゃないか、と思えてならなかった。

トロガイを何で高島礼子さんが演じているのかと気になってましたが、
最後の最後、あのためだったんですね。
魂はまだまだ若い、と張り切ってましたから、
これからも弟子たちをこき使うんでしょうねw

水に沈んだ新ヨゴ。
それはこの地に国を築いた段階で見えていた未来だったんですね。
本当なら時間をかけてまた別の地に国を、とするべきだったのに、
その文献を読み解くことをせずにいた結果、国は沈むことになった。
ただ、トロガイが情報を広めてくれたことで生き残った人も多く、
もう一度ここから、ということなのでしょうね。
チャグムがどういう風に育っていくのか楽しみですね。

全編通して、カンバルでの話が一番よかった。
全22話と長かったですが、録画したまま見ずに終わらせずよかったです。

バルサ:綾瀬はるか
タンダ:東出昌大
チャグム:板垣瑞生
ジグロ:吉川晃司
二ノ妃:木村文乃
シュガ:林遣都
ガカイ:吹越満
モン:神尾佑
ジン:松田悟志
ラダール:中川晃教
ナグル:黄川田将也
ナグルの妃:村川絵梨
カグロ:渡辺いっけい
イーハン:ディーン・フジオカ
アスラ:鈴木梨央
チキサ:福山康平
トウノ:岩崎う大
マーサ:渡辺えり
オバル:武田航平
シュバル:角田信朗
アマン:緋田康人
オゴン:富澤たけし
侍女:中村映里子
クールズ:小市慢太郎
スーアン:品川徹
ヨーナ:マギー
トト:米良美一
ラドウ:斎藤歩
ラクサム:勝矢
ダーグ:佐野和真
ハーグ:蕨野友也
ラルーグ:武田鉄矢
カルナ:上地雄輔
ユーカ:花總まり
ラウル:高良健吾
ノシル:林家正蔵
コチャ:とまん
ヒュウゴ:鈴木亮平
セナ:織田梨沙
聖導師:鹿賀丈史
カーム:降谷建志
ラウル:高良健吾
ログサム:中村獅童
トロガイ:高島礼子
帝:藤原竜也

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