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ヴァイオレット・エヴァーガーデン #11

『もう、誰も死なせたくない』
ヴァイオレットは再び戦場へ。

かつての敵国の兵士から依頼。
穏健派と過激派の内戦が続く国。
最前線の基地の兵士からの依頼だった。
ホッジンズはさすがに戦場にドールを行かせることは出来ないと断るつもりでいた。
けれど、カトレアとのやりとりを聞いたヴァイオレットは一人黙って依頼人のもとへ。

戦場の真っ只中。
そこまで行く道は寸断されてしまっている。
それでもヴァイオレットは行こうとした。
陸がダメなら空から行けばいい。
警戒の薄い場所なら降りることが出来るはずだと。
そんなヴァイオレットに配達を担当する操縦士は乗っかることに。

一方、依頼者のエイダンは追い詰められていた。
部隊の仲間は次々に殺され、残ったのは傷を負って自分では逃げられなくなった一人だけ。
彼を抱え逃げようとするも、彼も撃たれてしまう。
もう一度会いたい人、想いを伝えたい人。
必死で生きようと逃げ続けるも、その想いは届かない。
諦めかけたところに舞い降りたのがヴァイオレットだった。

相手の中にヴァイオレットを知ってる人がいたようで、
すぐに引いてくれたことで助かりましたね。

その後、ヴァイオレットは彼を連れて山小屋に。
そこで代筆を。
タイプライターはないものの、言葉を指に刻んでいく。
両親への想いを。
こんな形で別れてしまうことの悔しさを。
出来るならもう一度二人の子供に生まれたいことを。
そして、愛する人への想いを。
恋人らしいことをしてあげることが出来なかったことへの後悔を。
愛してるという想いを。

ヴァイオレットは自分の手で彼の想いを届けた。

両親とマリアはエイダンを帰してくれてありがとう、と。
けれど、手紙という形でしか帰せなかったことへの後悔がヴァイオレットを襲う。

死なせてしまって、というのはヴァイオレットが負うものじゃないのに。
これからもそうやって背負うべきものじゃないものも背負っていくのでしょうかね。
戦争から負った火傷に自覚したヴァイオレットはまだこれからも
戦争が続く限り戦争によって傷つけられていくのかな。

色々なものを知っていくのはヴァイオレットにとってはいいことだと思うけど、
戦争から得られるものはヴァイオレットはもう十分なはずなのに、
どうあっても離してくれないのでしょうかね。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依
クラウディア・ホッジンズ:子安武人
ギルベルト・ブーゲンビリア:浪川大輔
カトレア・ボードレール:遠藤綾
ベネディクト・ブルー:内山昂輝
エリカ・ブラウン:茅原実里
アイリス・カナリー:戸松遥

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