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京都西陣なごみ植物店 2 「安倍晴明が愛した桔梗」の謎/仲町六絵(著) 読了

京都西陣なごみ植物店 2 「安倍晴明が愛した桔梗」の謎/仲町六絵(著)今回はやっぱりライバルの登場が大きいですね。
神苗自身としては手強いと言わざるを得ない相手なわけですが、
実菜がどうなのかがわからないのが気になるところ。
助手としては頼りにされていますけど、
恋の方はどうなっていくのか。

続きが気になるところですねぇ。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
神苗にライバルが登場しましたねぇ。
容姿、家柄、経歴となんもかんもで勝ち目がなさそうな相手なわけですが、
どうなるのやらね。
というか、花弥との方がお似合いな感じがするのに、なんで実菜なのか。
救われたという理由はわかるんですけどね。

実菜としては異性の相手というよりはお兄さんという感じが近いんだろうか?
それとも、恋の相手として十分考えられる相手なのか。
その辺が彼女の振る舞いから全くわからないんですよね^^;
神苗への気持ちが向いているのは向いているのだろう、というのはわかるんですけどね。
それだってハッキリとしてるものでなく、今後動かないとは言い切れないですしね。
一方で姉の花弥の方は応援してくれていないわけではない感じではあるけど。
遊びだと許さない、でも、一生をちゃんと考えているのなら、というところ。
ただまぁ、伝え方が遠回りで余計にヒヤッとするね^^;
そういうことを雪伸にもしてるのかどうなのか、ってところですよね。
それがわかれば応援してくれているとハッキリわかるけど。
平等にしていたらなかなかに難しいものですね。
どっちにしろ本人なわけですが。

最後に雪伸から宣戦布告されてましたしね。
神苗の恋がどうなるのか気になるところです。

最初の話はマンションの建設予定地に出現した草むら。
異様に育っている草の原因。
それは害虫から身を護るために周りに警報を出す植物があったためだった。
その物質は同じ種類以外の植物にも警報を出して、異様な成長をさせるそうな。
そんな植物があんのなぁ、と驚きました。
しかも、それをしたのが小学生というね。
おばあちゃんのためにしたことだったわけですが、
両親から得た知識でそんな風に出来てしまうって、これまたすごいな、と。
ただまぁ、自分がしたことが別の問題を引き起こすかもしれないと聞かされ、
謝りに来たりも。
その後は神苗とえらく年の離れた友達みたいになっていたのがいいですね。

二つ目は不愉快な話でしたねぇ。
安倍晴明にあやかっての詐欺。
実菜も無茶をしたよなぁ、と^^;
ただ、花弥の作戦がまた見事なもので。
お祭りを利用して認知させ、被害者を減らすというね。
強かですね。
けど、犯人らは逃げただけで別のところで別のことをどうせするんだろうと思うわけでね。
ちゃんと警察に突き出すような形にしたほうがよかったんじゃ、と思った。
ただまぁ、それをすると危険な目にあってしまうかもしれないから、
無茶はできんわな。
犯人グループは仲違いしたような感じではあったようですが。

三つ目はどんぐり。
弟とお母さんのすれ違いをどうにかしたくて染め物を。
というわけで、上手くいってよかった。
そこから神苗も誕生日プレゼントを実菜からもらえたり。
花弥からは釘を差されてましたが。
しかし、デートらしいデートがどうにも中途半端になってしまって、
デートがしっかりと出来ている感じがない二人。
今後、探偵抜きで二人でしっかりとお出かけは出来るのだろうか?

最後は雪伸から神苗個人への依頼。
茶会の花がなんなのかを調べてほしい。
良くない雰囲気の漂う茶会。
それは供養のためのものだったんですね。
一体何があるんだろうと怖さがあったので、真相に一安心しました。
アートとしての展示はやめるべきだと神苗は伝えたわけですが、
どうすることにしたんだろうかね。
雪伸も今の形での開催はよくないだろうとは感じたようですけど、
他の人達というか主催者が受け入れるかどうか、ってのがありますよね。

ちなみに力量を、ということでの依頼だったわけですけど、
見事に解き明かせたので認めてもらえたということなのかな?

ライバルである雪伸は今後ももちろん登場するのでしょうけど、
ミノルくんとの付き合いも続いてほしい。
神苗とのやり取りが友達という感じにしか見えなかったのでね^^;
そのうち愚痴をこぼすんじゃなかろうかと思えてならないw
というわけで、次巻も楽しみにしたいですね。



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