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下町俳句お弁当処 芭蕉庵のおもてなし/五十嵐雄策(著) 読了

下町俳句お弁当処 芭蕉庵のおもてなし/五十嵐雄策(著)「ひとり旅の神様」に近い雰囲気かな?
と思っていたのですが、結子の友人だったというね。
で、彼女が極めてよく食べるので比べるのはあれですが、
佳奈もよく食べる子でしたね。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
読み始めて思ったのは成田名璃子さんの「東京すみっこごはん」に
どこか雰囲気は似てるなぁ、という感じでしょうか。
共同台所が舞台だし、俳句もないしで違うんですけど、
出て来る人たちが作る全体の雰囲気が似てたかな、と思います。

俳句に対する興味がそもそもなかったわけですが、
この作品を読んで俳句に興味が、ということにはならなかったかなぁ。
わずかな文字数に込められた想いに、というのはわからんでもないんですけどね。
だからといって、やっぱり興味は惹かれないというところです。

お弁当の方は美味しそうだなぁ、とは思いました。
湯葉と湯波で違うんですね。
それが一番印象に残りました。

俳句そのものには興味は惹かれませんでしたけど、
松尾芭蕉の色々な話は面白かったです。
千住論争なんてものが起こってたりするのなぁ、と。
そもそもとして気になったのは川の形は昔のままなのかね?
というところですね。
その辺も調べての論争なんでしょうけども、
もし違っていたらアホらしいことこの上ないですが^^;
それを抜きにしてもどっちでもいいだろう、とは思うんですけどね。
他人事なのはありますけど、お金儲けが結局のところだろうと思うので。

芭蕉庵の芭蕉さん、本名は違うわけですが、
彼の事情なんかも描かれていたりも。
もしかして、引っ張って続刊にってするのかな?
と思っていたので、ちゃんと描かれていて安心しました。
ただ、ちゃんと決着はついていない感じもしますけどね。
佳奈との関係も今後どうなるやら?というところだったりも。

悪くはなかったけど、惹かれはしなかったかな、というところでした。



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