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DOUBLES!! ―ダブルス― Final Set/天沢夏月(著) 読了

DOUBLES!! ―ダブルス― Final Set/天沢夏月(著)3年間の集大成。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
終盤はほとんど試合のことが描かれていたわけですが、
駆、琢磨ペアと山神、天本ペアの試合は胸を熱くしましたね。
天本が最後の最後までやらしかったねぇ。
どんだけ多彩な攻撃を披露するのかと^^;
仁は仁でどこまでも伸びていきそうですね。
体と才能を持ち合わせてるわけですが、それでもさらに高みに、
才能あるライバルへの憧れや悔しさを全力でぶつけて自分の力に。

しかし、駆が思いの外卑屈になっていたので予想外でした。
光には当たらないようにするのかと思ってたいたわけですが、
ガッチリ当たってましたね。
というかまぁ、光が自分が自分が、という感じになってしまっていたので
しょうがないわけですし、そりゃ責任を感じるわなぁ、とは思いますけどね。

そこから長い時間をテニスから離れていた。
ただ、完全にというわけではなく、気付いたらテニスに関係してることをしてしまってる。
どうあってもテニスからは離れられないんでしょうね。
けど、戻るきっかけもなく。
背中を少し押してくれたのが光だった。
直也だったりでは言えないことを自分が、と。

琢磨に関してはただ待ち続けるというね。
状況は周りから聞こえてくることでわかっていた。
だから、自分が何か言う必要もないだろう、と信じ続けていた。
戻ってくることを疑うことはなかった。
自分が認めた相手がこんなことで折れるわけがない、ということなんでしょうね。

そんな琢磨と女子部の新入部員である青山。
テニスをすることにしたみたいですけど、意味ありげな感じで登場していたわりには、
あまり出番がなく終わったなぁ、という感じがあったかな。
2年後輩だからしょうがないけれども。
琢磨は彼女と自分を重ねて、この学校でテニスを続けていけば、
自分が感じたことを彼女もきっと感じてくれるだろう、と。
彼女もテニスが好きだとわかったから。
その変化は少しずつ生まれてもいたので、
後輩ができた時に彼女がどんな先輩になるか楽しみですね。

駆と光はどんな風になっていくのやらねぇ。
たった一言が力を与える二人。
付き合う前から燃え上がってる感じだけど、いざ付き合うとなるとどうなるやらね^^;
最初はかなりぎくしゃくしそうな気がせんでもない。

心ここにあらずだったらしい仙石は何を思ってたんだろう?
気になったなぁ。
何があったんだろう。
琢磨が後悔してないって言ってたことが引っかかってのことだったんでしょうかね。

タイトル通りにダブルスが中心に描かれてましたけど、
最後には琢磨と仁のシングルスも描かれていたりも。

互いを成長し合った彼らが高校を卒業して、どういう道を歩んでいくことになるのか気になりますね。
これほど濃い時間を経験した彼らがこれからどういうことを経験していくのか。

駆、琢磨が中心で最終巻では直也とリョウのこともあまり描かれなかったので寂しかったですね。
仁を含めて他にも色々と気になる人たちがいたので、そういう人たちのことも描いてほしかったなぁ。



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