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ウォーター&ビスケットのテーマ 1 コンビニを巡る戦争/河野裕、河端ジュン一(著) 読了

ウォーター&ビスケットのテーマ 1 コンビニを巡る戦争/河野裕、河端ジュン一(著)久しぶりに集中して読めた作品だったかなぁ。
すごく面白かったです。
続きが気になる終わり方ですし、2巻が早く発売されてほしいですねぇ。
河野裕さんの作品の中だとわかりやすい話の展開になってたと思う。
どういうことなんだろうか、と思う部分はもちろんあるけれども。
入り込みやすく、これまでのシリーズの中で一番好きだと思える1巻ですね。
これからどうなるかで全体としてはもちろん変わってきますけども、
楽しみでしょうがないですね。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
「サクラダリセット」っぽいのかなぁ、と思って読み始めたら全く違いました。
どちらかというと「最良の嘘の最後のひと言」に近い印象を受けたかな?

世界は滅び、8月をループする異世界。
それが香屋が迷い込むことになった場所。

運営者は何をしようとしてるのでしょうかね。
単独ではもちろんないでしょうし、彼らはどちら側の人間なんでしょうね。
そもそも架見崎という異世界が本当にあるものなのか、
能力によって作られた町なのか、というのもありますけどね。
街そのものについては、ミケ帝国というチームが真相に迫ろうとしてるようですね。
ただまぁ、チームが、ではなくコゲという代表の一人が進めてるだけで、
別の代表の黒猫からはあまりよく思われていないみたいですね。
白猫はコゲよりな中間ってところでしょうかね?
彼らが図書館やら市役所やらで得た情報で何か得たものはあるのでしょうかね?
世界が滅びた理由を香屋経由で聞こうとしてるってことは、
ほとんど得られたものはないのかな?

生きることを最優先に臆病であり続ける少年。
香屋が手に入れた能力は運営者への質問。
月一度だけ使える唯一の例外的な能力。
運営者の一人のカエルはそんな香屋のあり方を面白く思ってるみたいですね。
他のネコとフクロウはそうじゃない感じでしたが。
運営者たちの間でも架見崎のあり方については考え方が違うということなのかな?

最初の質問で選んだものの中の二つ。
「僕」と「香屋歩」の違いでの差。
現実の自分と異世界での自分、という違いなのかとは思ってるんですけど、
にしても差が大きすぎる気もするなぁ、と。

香屋と秋穂が最初に拾われたチームはキネマ倶楽部というもの。
キドがリーダーとして家族のような繋がりを持つチーム。
わからないことだらけの中で色々と情報をもらうことは出来、
彼らに協力することにしたわけですが、
香屋がすごかったなぁ。
色々と考えた中での一つの案が見事にはまった、
ということですけど、すごいな^^;

キドのシュートのタイミングがさらに遅れたらしいけど、
何をしてたのやら?

最後の戦闘ではキネマ倶楽部の因縁が関係してきたりも。
同じチームで兄弟のように暮らしていた四人。
二人ずつに分かれてしまったわけですが、もう一度一つに、という思いでいた。
そんな四人が再度ぶつかることになるわけですが、
キドはニックに力を示した。
その後、紫に捕まってしまう。

ミケ帝国との関係も香屋の予想通りに進んではいるわけですが、
キドが捕まったのも予想していた範囲内ではあるようですね。
キネマ倶楽部はどのような形に落ち着くのかな?

香屋と秋穂、それから行方不明となっていたトーマの三人を繋いでいたのは一つのアニメ作品。
そして、ウォーターという名前で登録していたトーマが香屋の前に。
モノはメッセンジャーとして送り込まれていたみたいですね。

香屋と秋穂は世界平和創造部の活動を理由に呼ばれたわけですけど、
先に架見崎に入ったトーマはどういう理由で呼ばれたんだろう?

キネマ倶楽部と平穏な国との戦いの最後に香屋とトーマが直接話をすることに。
そこで自分は勝ちたいと思った戦いでは勝てていない、とトーマが話したりもしたわけですが、
トーマって女の子だったのな^^;
完全に男だと思ってた。
そんな彼女が香屋にしたことはナイフを突き刺すことだった。
一体トーマは何をしようとしてるのかな?
香屋はこれも予想していた一つなのかな?

まだ動きのない有名所のチームがどういう感じなのか。
動いているけれども、全体としてはよくわからない平穏な国とはどんなものなのか。
まだ出てきていない部分も気になりますし、
続きが早く読みたいですねぇ。

イラスト:椎名優



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