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ソードアート・オンライン 20 ムーン・クレイドル/川原礫(著) 読了

ソードアート・オンライン 20 ムーン・クレイドル/川原礫(著)もっとアンダーワールドの話が読みたいですが、
これでとりあえずの終わりに。
ただ、続きは書いてほしいなぁ、と思わずにはいられないですね。
このすぐ後のことであったり、
18巻のラストのことであったり。

前巻に引き続いてロニエが中心ではあるわけですが、
月駆目線での部分があったりもして、それもよかった。

21巻からは完全に新しい話、ということになるようですが、
どういう風に進んでいくのか楽しみですねぇ。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
ティーゼが少し前に進む決心を。
迷い続け、噂にすがりつきもした。
レンリとのこと、ユージオとのこと。
幽霊の噂を聞いて向かった先では騒動の犯人と遭遇することになったりも。
ほんの少しでも話をしたかった。
それはキリトも同じ。
昇格を断ろうともした。
でも、そんなティーゼにキリトが渡したのは青薔薇の剣。
それを手にしてティーゼは迷いが少し吹っ切れたようですね。
レンリにどう応えるのかはまだしばらくかかるようですけど、
少しずつでいいでしょうね。

ロニエの方は騎士としての姿はカッコよかったですが、
キリトへの気持ちに関しては進展なし。
その辺りはアスナの方もどうすべきか迷ってるようでしたね。

そのアスナとキリトとの関係も描かれていて、
それもよかったですね。
精神年齢では逆転したことでアスナが甘えることが多くなったらしい。
ただ、キリトが子供っぽい姿を見せるところではそれを楽しんだりも。
現実世界のことは全く話してないのかと思ったりしてたんですけど、
全くというわけではないみたいですね。
ただ、キリトは積極的に話そうとはしてない感じなのかな。

戦争をもう一度起こそうとしていた相手は四帝国の皇帝たちだった。
ただ、死んだはずの彼らが何故蘇ったのか。
ミニオンとして蘇生されたようですが、誰がそれをしたのか、というのはわからないまま。
本当の黒幕は謎のままに。
しかも、手がかりは失われてしまうことに。
赤い宝石はどういうものなんでしょうかね。
遠く離れた暗黒界にいた黒フードの末路をそれで知ったりもしたらしいしね。
ちなみに消えたと思っていた相手は落下して消滅したらしい。

貴族の闇の根源である皇帝一族。
ひたすらに禁忌目録の穴を探し、不老不死の力を得ようとすることが、
彼らの目的だった。
どうしようもないクズたちでしたね。

月駆と後のナツとの冒険がよかった。
意思疎通が出来たのは月駆が飛竜であったことと、
力の上下関係があってのことだったんですね。
互いになんとなくだけどもわかってやり取りをしていただけだったのかと。
実際、はっきりと意思疎通は出来ていたわけじゃないけど、
そういうシステムがあったのなぁ。
月駆一匹での戦い。
胸が痛くなったねぇ。
キリトが駆けつけることになるのだろうとは思ってたけど、
本当に早く来てくれ、と願いましたね。

本筋とは別で四人があれやこれやとしてる話も楽しかったですねぇ。
料理についてだったり、
月駆の魚嫌いを治すための散策。
緊張した状態ではあるものの、その中で何気ない日常も描かれていたのがよかった。

これでアンダーワールドでの話は終わり。
次からは現実世界に戻ってのキリトたちの物語へ。
今度はどういう世界に飛び込むことになるのでしょうかね。

ただ、アンダーワールドでの話は中途半端な終わり方なので、
プログレッシブみたいに別でもいいから続きを書いてほしいねぇ。
どうなったら、18巻のラストに繋がるのか気になるし、
そこまでいかなくても、このすぐ後のことも気になりますしね。
新しい人たちも登場してましたし、
暗黒界の他の人達のことも気になりますしね。

アリスがいるから多少は本編の中でも触れはするのでしょうけど、
やっぱりガッツリしてほしいだけの物語があるでしょうからね。
ぜひとも書いてほしい。
楽しみにしたいなぁ。

イラスト:abec



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