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キネマ探偵カレイドミステリー ~再演奇縁のアンコール~/斜線堂有紀(著) 読了

キネマ探偵カレイドミステリー ~再演奇縁のアンコール~/斜線堂有紀(著)前回は怖さのある話が続いていたと思うのですが、
今回は秘密を暴かれる形に。
怖さはなく、どちらかというといい話、という風に感じるものがあったかな。
ただ、最後に待っていたのがなんともねぇ。
次巻で描かれることになるのか。
まだ少し引っ張るのか。
とりあえずまぁ、続刊を楽しみにしたいですね。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
窃盗容疑をかけられた友人。
けど、本当に盗んでいたというね。
ただ、そこには奇跡があった。

盗んだことは許されることじゃないし、
ましてや大家さんにとって大切な思い出のものを盗むというのは、
気持ちをより踏みにじられたわけですからね。
それでも、そのビデオだったから起こせた奇跡。

にしたって、奈緒崎は見事に利用されてましたね^^;
信じ切ってなんとかしようと。
で、嗄井戸から真相を聞かされ、その上で友人を助けようとした。
ちゃんと向き合わせるために。
その結果は、大家さんには許してもらえることに。

ビデオテープ。
それも地上波で放送された映画を録画したもの。
それが今回の鍵となった。
吹き替えの声優さんがそれは違ったらしい。
そういうことって最近でもありますよね。
劇場公開されたときの吹き替えがあまりにひどかったら、
それはいいけど、ひどくなることもあるから困りモノですよね。

ちゃんと恩人に伝わってよかった。
がむしゃらに、無茶をして、それで得られた奇跡。
しちゃいけないことだったけれども、真面目な彼だからこそ起こせたもの。
大家さんも本当に良い人でよかったなぁ、と。
あれだけブチ切れてたけどもね^^;

舞台女優と舞台監督の物語。
似た展開の違う結末の作品。
彼らが選んだのは彼らの物語。
ピンクの足跡は色覚障害ということだったんですね。
しかしまぁ、舞台の準備中に興奮した結果足を踏み外して怪我。
それがきっかけで、ってある意味、舞台に命をかけてるってことがよくわかるような気がした。
何してんのか、とも思わなくもなかったですけどね^^;

ていうか、ジャックは番犬として優秀すぎやしません?w
怖いわ^^;

白黒映画、無声映画とその変遷。
カラーで撮ったものをあえて白黒にしたり、
白黒でも白にこだわり、ピンクを使うことでより白を伝えようとしたり。
無声映画で活躍していた俳優が声を必要とされる中で、
生き残れず落ちぶれていく。
時代の変化に苦しめられてきた人たちを描いた物語があったりも。
喜劇王と言われたチャップリンもまた苦しんでいたということも。
二つ目の話は演劇に関する色々な情報が詰め込まれていたので面白かった。

最後は中古ビデオ屋の買い取ったリストに隠された真実。
ディレクターズカット版に込めた作品の想い。
さらに、DVDのルートメニューに隠された隠しコマンド。
こんなのあるって知らなかったなぁ。
どういうものがその先に隠されてるのか気になる。
DVDのってことはブルーレイにはそういうギミックはないのかね?

色にこだわってディレクターズカット版。
なのに、ブルーレイだから出来ることをDVDで。
しかも、本来出ていないはずのDVD。
そこにあったのは隠しコマンドの先のホームビデオ。

そんな結末とは思いもしてなくてびっくりしましたね。
亡くなった方の想いがちゃんと届いて本当によかった。
ただまぁ、ぞんざいに扱っていたとはいえ、書類上の子供たちには一銭も残していない、
ってのはまた極端な話ではありましたけどね^^;
亡くなる前に全額振り込んでたんだもんなぁ。

ていうか、友達の勘違いはそのままにしたのか?^^;

そして、一つの作品が奈緒崎を混乱させる。
同じ作品なのにいくつもディスクがある作品。
別に何かが違うわけじゃない。
嗄井戸は覚えていなくて間違って買ってしまったのだ、と。
けれど、そこに隠されていたのは嗄井戸の簡単に触れてはいけない部分だった。
嗄井戸は本当に寝てたんだろうか?

奈緒崎はどうするんだろう。
見てしまったものをなかったことには出来ないし、
かといって嗄井戸には聞けない。
嗄井戸が話すのか、奈緒崎が耐えきれず聞くのか。
次巻が本当に気になる終わり方だなぁ。
楽しみに待ちたいと思います。



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