edit

少年と少女と、 サクラダリセット 6/河野裕(著) 読了

少年と少女と、 サクラダリセット 6/河野裕(著)次でいよいよ終わりかぁ。
寂しいですねぇ。

以前読んだときも思ってたと思うんですけどね。
とりあえず、浦地がキライ。

関連記事
猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット 1/河野裕(著)
猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット 1/河野裕(著) 読了(ネタバレ注意)
魔女と思い出と赤い目をした女の子 サクラダリセット 2/河野裕(著)
魔女と思い出と赤い目をした女の子 サクラダリセット 2/河野裕(著) 読了(ネタバレ注意)
機械仕掛けの選択 サクラダリセット 3/河野裕(著)
機械仕掛けの選択 サクラダリセット 3/河野裕(著) 読了(ネタバレ注意)
さよならがまだ喉につかえていた サクラダリセット 4/河野裕(著)
さよならがまだ喉につかえていた サクラダリセット 4/河野裕(著) 読了(ネタバレ注意)
片手の楽園 サクラダリセット 5/河野裕(著)
片手の楽園 サクラダリセット 5/河野裕(著) 読了(ネタバレ注意)
少年と少女と、 サクラダリセット 6/河野裕(著)


以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
ケイも自分の望みで能力を残そうと駆け回っていますけどね。
浦地の自分がキライだからという理由で能力を消そうとする行動よりは間違ってないと思う。
そもそも浦地の方法が全てにおいて間違ってると思うのよな。
能力の有無に関してはどちらが正しいかなんて言えないし。

自分が能力のおかげで生まれたから、能力を嫌うことに意味がある、
って、どんなひねくれ方だよ、とね。
別に両親が守りたいと思った能力を嫌うこと自体はいいんですけどね。
だからこそ、と繋げるのが好かんなぁ、と。
変に頭が良すぎたのもそうだし、両親が特別だと知っていたから、
子供が子供として過ごせなかった。
その結果、ひねくれ度合いがさらに進んだんだろうなぁ、と。

しかも、方法が能力があるから不幸になるとかいう話なのに、
結局能力を使って不幸をバラまいているというね。
そんな方法でしかどうにか出来ないのなら正しいわけがないよ。
ましてや、自分も疎かにしてますからね。

だからこそ、ケイは菫に腹が立ちもしたわけだしねぇ。
一度死に、自分ではない自分として生まれ変わった。
そんな方法でしか、どうにも出来ないことなんてすべきじゃなかったよなぁ、と。

ただ、そういい出すと始まりの1年がそもそものって話にもなりますけどね。
誰かを犠牲に成り立たせた始まりがある限り、
正しいも間違ってるもないんだろうなぁ。

可能性を夢見た結果なんだろうけどもね。
で、なくしてしまえば可能性も何もないですからね。

最初のケイと美空のやり取りがあるから余計に終わり方がやりきれんなぁ、と。

関連記事(角川スニーカー文庫版)
サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY/河野裕(著)
サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY/河野裕(著) 読了(ネタバレ注意)
サクラダリセット 2 WITCH,PICTURE and RED EYE GIRL/河野裕(著)
サクラダリセット 2 WITCH,PICTURE and RED EYE GIRL/河野裕(著) 読了(ネタバレ注意)
サクラダリセット 3 MEMORY in CHILDREN/河野裕(著)
サクラダリセット 3 MEMORY in CHILDREN/河野裕(著) 読了(ネタバレ注意)
サクラダリセット 4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY/河野裕(著)
サクラダリセット 4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY/河野裕(著) 読了(ネタバレ注意)
サクラダリセット 5 ONE HAND EDEN/河野裕(著)
サクラダリセット 5 ONE HAND EDEN/河野裕(著) 読了(ネタバレ注意)
サクラダリセット 6 BOY,GIRL and ―/河野裕(著)
サクラダリセット 6 BOY,GIRL and ―/河野裕(著) 読了(ネタバレ注意)
サクラダリセット 7 BOY,GIRL and the STORY of SAGRADA/河野裕(著)
サクラダリセット 7 BOY,GIRL and the STORY of SAGRADA/河野裕(著) 読了(ネタバレ注意)


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

少年と少女と、 サクラダリセット6 [ 河野 裕 ]
価格:648円(税込、送料無料) (2017/3/21時点)



トラックバック

TB*URL

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

template by Lazy Diary

copyright © ぐ~たらにっき all rights reserved.