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ぼくの映画。~学園一の美少女をヒロインにキャスティングしてゾンビ映画を撮ろう~/金子跳祥(著) 読了

ぼくの映画。~学園一の美少女をヒロインにキャスティングしてゾンビ映画を撮ろう~/金子跳祥(著)悪くはなかったとは思います。
楽に読めそうかな、という理由で選んだので、
期待していたわけでもないですしね。
ただ、きっかけになる部分に関しては最後まで引きずったね。
これはない、と。
後々繋がってきても、これはないな、と。
そこの部分が違ってきてたら、楽しめてたかな、
という感じですかね。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
ないと思ったきっかけになる部分は脅迫した、ということですね。
たまたま撮ってしまった学年一の美少女と女子生徒に人気の教師との逢瀬。
正直まぁ、脅迫そのものの流れ自体があまり好みではなく、
逆風でもがむしゃらにって感じでヒロインを説得する流れかと思ってたのもありましてね。
でまぁ、脅迫してヒロインにってことはまだ我慢できたのは、
その後ですよね。
一人でしか見なかったものを何で部員全員に見せて、全員で脅迫する必要があったのか、と。

そういうこともあって、この主人公は全く好きになれなかったですね。
後々、熱く語ったりもしてたけど、いまいちピンとこないし。

脅迫云々以前に、ヒロインでというのは彼のわがままなわけで、
だったら、ギリギリまで隠すんじゃなくて、
ヒロインを見つけておいて、こうしたいんだ、っていうのが筋だろって話なんですよ。
なのに、他の部員を傷つけるようなことまでして、八つ当たりのような形で脅して、
って自分勝手すぎない?
と思った。

撮影が始まってからの雰囲気はよかったですけどね。
タイトルに「キャスティングして」って入ってるように、そこがメインになってきてるから、
その後はわりとポンポンと話が進んでいったわけですが、
メインの部分がダメだからあかんよなぁ、という感じで。

まぁ、期待してたわけじゃないし、こんなもんかなぁ、というところです。
後半がよかっただけに少し残念でした。



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