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非モテなオレが5日間でヒロインと出会うまで/秋目人(著) 読了

非モテなオレが5日間でヒロインと出会うまで/秋目人(著)本当に今までの作品とは随分と違う作品だったなぁ。
電撃文庫の別の作品はタイトルから似たような感じだとは思うのですけど、
メディアワークス文庫の方とは本当に違う人が書いたんじゃないかと、
ずっと思いながら読んでましたね。

ヒロイン候補が登場するまではハズレかなぁ、と思ってました。
一月のキャラがね^^;
ただまぁ、後半は楽しめたかな、という感じです。
続編がありそう、というか、
ないとおかしな終わり方ですけど、どうなるやらね。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
5日間の制限があったのはエラーがあったからだったのなぁ。
本来はそういう制限はなかったようですけど、一月にとってのヒロインが
0人だったために起こったことだった。
ただまぁ、それはこのままでいれば、という意味だったわけで、
なのに、一日目をいつも通りに行動した一月はアホかと思った。
二日目に入る前に気付けたからよかったのでしょうけどね。
何やってんだろう、と思った。

ずっと気になっていたのは本当のところなんですよね。
ヒロイン設定した二人。
性格に関しては一月の好みであったり、選択肢を消去法でかつミスで選んだりしたわけですよね。
本当に彼女たちの性格は最初からこのようなものだったのか、と。
強制決済体験の時の変化があるわけでね。
そもそもとして未来予測なんてものがおかしな話ではあるんですけども、
何故、名前が変わったことが当然の流れになっているのか。
しかも、付随する罰も用意されてるわけで。
そういう影響力が彼女たちの性格にもあったんじゃなかろうか?
と思えてならなかったわけでね。
実際のところどうだったのかねぇ、と非常に気になった。

お嬢様で高慢な印象の六花。
けど、実はただの人見知りだったというね。
このギャップはそりゃキュンと来るよ。
で、そうなってしまった理由はくそったれな両親のせいだったようですね。
両親としては娘のためを思って、という勝手な押し付けから始まり、
高校生になっても懲りてなかったというね。
その点、お兄さんは若干難はなくもないけど、妹のことに関しては良く出来たお兄さんでしたね。
妹のために両親に怒り、妹のために妹自身にも怒る。
六花は若干逃げていたりもしてたようですけどもw
それでも、意味がなかったということはなかったようですしね。
放送室を使わせてもらうのは本当に勇気がいったでしょうねぇ。
一月と六花は互いにいい変化を与えたようですね。

もう一人のヒロインはコノハ。
清楚で大和撫子という言葉がピッタリだったわけですが、
実は面食いな女の子だったというね。
イケメンじゃない人の顔と名前は全く覚えてない。
だからこその、多くの人への優しさだったんだそうな。
そんな彼女の素を見て、立候補中だった生徒会長選挙でも選ばない、
と思っていたりもしたわけですけど、そこにある彼女の信念は本物だと知って、
全力で助けようとしたりも。
それがコノハの考え方を変えるきっかけにもなったり。

そして、三人目の入力していないヒロイン候補の紀は、
まさかの男の娘だったというねw
ゲーム内ではちゃんと女の子なんですけど、エラーからの不具合でズレが生じていたらしい。
ただまぁ、いい友達に、とはなれたみたいですね。
その後、コノハは彼を狙って動いたりはするのでしょうかね?

一月を親身になってサポートするAIのパンドラ。
時間経過とともに変化していくわけですけど、別れを告げることにしたのに、
お祖父ちゃんがまさかの続行ボタンをタップ。
別れなくてすんだけど、どうなるやらね^^;
パンドラはこれからの時間の中で表情ももっと豊かになっていくのでしょうかね。

そして、一月が知らない間に出来た四人目のヒロイン。
まぁ、誰であるとか、どういう子であるというのはわかりやすく描かれてましたよね。
お祖父ちゃんのおかげで縁が出来ていたわけで、
最後には話したりもしたわけですけど、桃の方はまだ確信は持ててない感じなのかな?
繋がる単語が出てるのでもしかして、とは思ってんでしょうけど、
本人に確認するまでには至らず。
でもって、一月の方は相手が女性だとは思ってないですから、繋がるはずもなく。
どういう風にちゃんとした出会いとなるのやらね。

というわけで、少しずつでも変わろうとしたことで、
色々なことを得ることになり、それが相手にもおすそ分けするようなことにも。
誰かに力をもらえば、その力は自分だけじゃなく、周りの誰かのための力にもなる。
動かなければやっぱり何も変わらないものですね。
どもっていたのがウソのようにちゃんと話せてましたしね。
意識しすぎていたんでしょうね。

とりあえず、続編でそれぞれがどうなったのか、というのは知りたいところですが、
話が動き出してからは楽しめたかな、という感じでした。
出来れば続編を、と思います。

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