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恋するSP 武将系男子の守りかた/結月あさみ(著) 読了

恋するSP 武将系男子の守りかた/結月あさみ(著)楽しめたか、楽しめなかったか、
でいうと楽しめなかった、という感じですかね。
何がしたかったのか、っていうところが強いです。
ラブコメとしては弱いし、
戦国武将がタイムスリップしてあれやこれや、
ってのも中途半端だし。
他にも色々と何がしたいのかと言いたくなることが多かった。
詰め込みすぎてどれも中途半端になっていた、
そんな感じですね。

先月の段階の気持ちだと心底ガッカリしていただろうと思います。
ただまぁ、購入してから長いあらすじを読んで微妙そうかも、
と思っていたので、それほどガッカリはしなかったですけど、
思っていたよりもつまらなかった、という感じになってましたね。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
というわけで、あれもこれもと詰め込んだ結果、
どれも中途半端な感じになっていたわけですが、
一番何がしたかったのかわからないのが、美紅ですね。
キャラとしては最初は悪くなかったんですけど、
こんな使い方をするなら必要なかっただろ、と思えてならない。
ただただ私欲でしか動いていないというのが理解できなかった。
周りで私欲に心を乱されながらも必死で自分の任務を全うしようとしてる
人たちがいる中で、それを抑えようともせずに自分の思うままに行動するって、
警察官としてあるまじき行為でしょ。
で、しょうもないと思わせた決定打が最後の信長の言葉。
心底白けた。

千奈美と景虎の関係。
大事に思っていた人そっくりな相手、というだけで十分だった気がするんですけどね。
実は想い人の弟の血筋の人だった、というのはいいと思うけど、
そこに魂だなんだ、と絡める必要はなかった気がする。
千奈美の想い人で上司の氷川が景虎の姉の血筋だった、
というのもなんか納得しがたいところですけど、
時を超えて自分たちとは違い互いを想い、結ばれる、という景虎にとっての
別の可能性を見ることが出来たのかな、と。

後は単純に三人も戦国武将をタイムスリップさせる必要もなかったんじゃないかとも思うけど。
まぁ、晴信に関しては影武者だったらしいですけどね。
本当の晴信はすでに亡くなっていたとか。
で、千奈美のお父さんが警視総監からの依頼で戦国時代に行くことになったとか。
武田信玄として活躍したのは千奈美のお父さんということになるらしい。

織田信長と木下藤吉郎はアメリカ大統領との関係でってことになるようですが、
それもなんなんだろうなぁ、という感じに思えてならなかった。

本当にあれもこれもと要素を詰め込んだ結果、
どれもが味気ない中途半端なものに仕上がった、
って感じでした。
次回作はよっぽどのことがない限り買わないだろうなぁ。


サイドストーリー
 イエス!!フォーリング・ラブ

折り込み冊子にダイジェスト短編って書いてあったから、
書き下ろしとは違うのかな?
と思ってたんですけど、書き下ろしじゃないか、と。
書き下ろしなら書き下ろしでいいじゃないか。
というわけで、警察学校を卒業し、氷川に一目惚れするまでの話でしたね。
関係ない上司を傷つけての、ですが^^;

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