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神様の御用人 5/浅葉なつ(著) 読了

神様の御用人 5/浅葉なつ(著)とりあえず、まず言わなければいけないことは一つ。
黄金の食い意地がよりひどくなってるw
いやもうね、神様の威厳が全く感じられんよ^^;
前回は良彦の試験を兼ねていたこともあって、
見守ってる姿にまだ神様らしさというのがあったけど、
今回ひどかったわぁw

そんな今回は有名所の神様が登場ということですが、
倭健命とエビス様は知ってるけど、
邇邇芸命は知らなかったです。
ただ、天孫っていうのは聞いたことがあるようなないようなという感じでしょうか。
大地主神は土地神なので知ってるのかっていうと、どうなのかな、
というところですかね。
けどまぁ、詳しいところはどの神様も知らなかったので、
そういう過去があったのかと驚きましたね。

というわけで、今回も楽しかったです。
穂乃香とのことも気になる感じがさらに強くなりましたし、
最後の終わり方が非常に気になりますね。
次巻ではどんな展開になるのか楽しみです。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
一柱目は邇邇芸命と木花之佐久夜毘売の夫婦。
というわけで、九州に行くことになった良彦ですが、
偶然にも宮崎に行っていた穂乃香の助けを借りることになる。
佐久夜毘売が彼女経由なら良彦も話を聞くだろう、と考えてのことだったわけですが、
穂乃香自身の気持ちを動かすことになってましたね。
同じ女性として感じるところも多かった。

そんな話は邇邇芸命の持つ神面について。
記憶を失っていく中で神面がどういうものかを忘れていた邇邇芸命。
木彫の面に見えていたわけですが、本当は鏡だったんだそうで。
邇邇芸命の思っていることと反対の言葉を返していただけ。
それを言い訳にして避け続けていた。

彼の思うところもわからんことはないですよね。
好きになったのは佐久夜毘売なのに、何故か彼女の姉妹とも結婚するように言われるってのは。
で、その時の選択で人の命の長さが決まったらしいですね。
そういうところも考えての二人揃って嫁がせようとしていたらしいけど。
若さゆえにということだけど、やっぱりしょうがないわなぁ。
良彦がえらい言いようだったけどw
本当に神様相手でも容赦がないな^^;

ただ、子供のことについてはあれはアカンわなぁ。
自分の子かと疑って、それを証明するために佐久夜毘売は火の中で産んだ。
なのに、その後は距離をとるように。
自分でやらかしたのに、後悔して離れる。
謝ることもなく。
そりゃ、佐久夜毘売は怒るよなぁ。

ただ、佐久夜毘売が本当に怒っていたのは疑われたことだったりではなかった。
話をするのは神面ばかりで何気ない話を自分にしてくれなくなったから。
嫉妬していたんですね。
昔のような二人に戻ってほしいですね。

二柱目は疑いようもなく誰もが知ってる倭健命。
ただし、姿がすごいことに。
顔は人だけれども、体は鳥というね。
そこに込められていた彼の想い。
倭健命という名前は知ってるものの、どういう神様か、
というのはよく知らなかったわけですが、
かなり壮絶な人生を歩んで亡くなってたんですね。

この話の中であった良彦のこと。
最後のオチが^^;
自分でよりへこませてましたねw
誰も正社員だとは思わんわなぁ^^;
でもって、妻子持ちとも。
けど、見た目ほどチャラくは決してなかったようですね。
そんな彼の姿に倭健命は自分を重ねたりも。

三柱目は土地神の大地主神。
彼女の恋の話。
お相手は孝太郎だったわけですが、どうやら恋わずらいではなかったらしい。
というところに良彦たちは着地したけど、
恋わずらいで何ら間違ってなかったようですね^^;
というか、惚れっぽすぎるでしょうにw
ある意味安心出来るんじゃなかろうか。

でまぁ、彼女の本来の願いを叶えられない代わりに、
一日孝太郎のそばにいられるように、とデートを計画。
その場所は水族館だったわけで、穂乃香に協力してもらうことに。
それが孝太郎に誤解されることになるわけですが、
否定するものの変な気持ちが残ることに。

そりゃ、誤解されるに決まってるよなぁ^^;
そもそも御用人のことを話してないし、一度聞いて知らない感じだったのに、
何でそこに結びつけて話してると思うのかと。
ただまぁ、孝太郎は穂乃香のことを気にかけてましたけど、
思いの外二人の時間長いですからね。
穂乃香の方がまんざらじゃない感じが強いですしねぇ。

四柱目はエビス様。
蛭子大神の方のエビス様です。
福男選びがある方ですね。
と書いてますが、エビス様というと大きく二つあると知りませんでした^^;
事代主神という神様もエビス様なんだそうで、
そちらの父は大国主神だそうで、あえて触れないように今回は描いたらしいです。

というわけで、蛭子大神もまた壮絶な過去を持っていたんですね。
全く知りませんでした。
そんな彼の人の子と土地を愛する優しさであふれる想いがすごくよかったです。
感謝しかないですね。

この話でも前の話に続いて穂乃香とデートのような感じになってましたね。
良彦との関係がこれからどうなるのか気になりますね。
良彦の気持ちが動くのが早いのか、
穂乃香が気持ちをぶつけるのが早いのか。
ただ、穂乃香の気持ちが本当に恋心なのか、と言われると
いまだにちょっとわからないところではありますね?
けどまぁ、やっぱり恋だよねぇ、と思いたい^^;

で、最後ですよ。
良彦のことを知ってるようですけど、一体誰なんでしょうかね。
あまり良くないことが起こりそうな感じですしねぇ。
6巻でどうなるのか非常に気になります。

ところで、冒頭の会話は誰と誰だったんだろう?

どの神様かとは書きませんが一番身近な神様のことが描かれていたので、
自分のことのように嬉しかったですね。
神様、といえばで一番に思い浮かべるのはこの神様なのでね。
昨年に続いて今年も初詣に行ってまいります。

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