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そして、君のいない九月がくる/天沢夏月(著) 読了

そして、君のいない九月がくる/天沢夏月(著)「思春期テレパス」と似たテイストではあったものの、
こちらの方が楽しめました。
ただ、やっぱり陰の強い青春よりも、
明るさのある青春の方が好きですね。

楽しめたので陰と陽の塩梅は悪くなかったのかな、とは思います。
留まらず前を向くための旅でありましたしね。

亡くなったケイタそっくりなケイが目の前に。
そんな彼からされたお願い。
戸惑い、疑い、自分の秘めた想いを抱えながらも
ケイタの歩いた道を彼女らは歩いて行く事に。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
というわけで、ケイタそっくりなケイはケイタが死の間際に作り出したドッペルゲンガー。
幽霊とは少し違うらしく、本当は実体を持つはずだったけれど、
ケイタが亡くなり、本来は消えてしまうはずだったところを
ケイタの強い願いが中途半端な形で彼を残すことになった。
そんなケイとのケイタの足跡をたどる旅。

それぞれケイタに対して色々な想いがあったわけですが、
ケイとのやり取りの中でその想いの着地点を見つけていく。

友達であり、ライバルである。
同じ人に恋したけれど、取り合っていたのは恋した人ではなく恋した人とだった。
とまぁ、男二人の友情に関しては描かれてましたけど、
リノに関しては少しフワフワとした感じがあったかなぁ、と。

そして、たどり着く先にあったケイとケイタの願いを知る。
真実を知る。

ミホもドッペルゲンガーだというのは、もう少しもしかして?
な感じが描かれててもよかったんじゃないのかなぁ、と思った。

誰かが一緒にいた、というのは描かれてたし、
ジャージの名前も見たらわかるのに、そこに気づかなかったりというのはあったけども、
ミホ本人の中にもうちょっと何か思う部分があったり、
というのがあってもよかったんじゃないかなぁ、と。
半分かけているような感じ、というのは、
本当のところはそういう意味だったのか、とは思ったけど。
ミホ本人としてはケイタを失ったことが本当に半分失ったようなものだったとも思うけど。

その後のことも描かれてましたけど、変わらない関係が続いてるようですが。
関係は変わってないのかな?
それぞれあった想いというのはどうしたのでしょうかね。

楽しめた方ですけど、ド直球の青春モノの方がやっぱり好きですね。

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