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座敷童子の代理人 2/仁科裕貴(著) 読了

座敷童子の代理人 2/仁科裕貴(著)今回は緒方が座敷童子であった時のことに触れたり、
和紗が大活躍する感じに。

また続きが出そうな感じの終わり方ですね。
楽しみにしたいと思います。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
最初の引越し時のゴタゴタはいらんかっただろう、と思う。
それ以外は楽しめました。

最初は大天狗の悩み。
まさかの花粉症にビックリです^^;
人の病は妖怪とかには関係ないのかと思ってた。
鯖アレルギーの可能性だったりもあったみたいだし、
人と変わらないんですね。
しかしまぁ、座敷童子の方法はかなりの荒療治でしたね。

半妖の子狸の話。
引越し当日に送られてきた荷物。
そこに入っていたわけですが、生前の問題を解消するために動くことに。
しかしまぁ、和紗が可愛かったw
で、その和紗が問題を解決することになるわけですが、
痛みよりも触れた喜びのほうが大きかったのかな^^;
若いながらもさすが女将だな、と。
死に目を見せないために去ろうとしていたわけですが、
緒方が呼び止めたことで妖怪になることになったようですね。
そのままあの世に行くのもまた幸せなのかもしれないですけど。
やっぱり誰かとふれあう時間はもっとあってもよかったはずだし、
妖怪になって色々な人と触れ合うのは決して悪い選択ではないですよね。
妖狐もいいお母さん役になってましたしねぇ。

そんな妖狐と緒方のことだったりも。
最初の出会いで妖狐が怒っていたのはそういうことだったんですね。
というわけで、緒方が覚えていなくても相手は覚えていることがたくさん。
座敷童子だったころの緒方を多くの妖怪が慕ってたみたいですね。
無茶ばかりしていたらしいけど、一生懸命だったらしい。
自分のことよりも人のことをと考えてばかりだった。
それは今も変わってないみたいですね。

最後は綾姫という女神。
正体は女神ではなく羽衣の付喪神だったようですが、
瀬織津姫の一部のようなものだったようですね。
和紗に取り憑いて機織りをすることに。
それをきっかけに旅館で機織りショーをすることになったりも。
絃六さんが二人の関係を気にして、ということですが、
そんなに心配することでもない気がするなぁ^^;

付喪神とはいえ瀬織津姫の一部に取り憑かれたのなら、
和紗も見えるようになるのかと思ってたんですけどね。
そういうことはなく。
でも、一時ですが見えるようになったりも。

織音の出し方がずるいなぁ。
織音にとっては半年。
でも、思い出を失った和紗にとって半年という時間は関係ない。
泣くなって方が無理ですよね。
これからは年に1回は会えるようになったのでよかった、のかな?
時間が経つに連れて、今度は織音の方が辛くなってくることもあるでしょうけど。

ただまぁ、そういう道具を残してくれた瀬織津姫は本当に器の大きい神様ですね。
一節によると天照大神と瀬織津姫は同一神らしいですね。
しかし、送ったと思ったら戻ってきたというねw
座敷童子は綾姫とのこともあって随分と気に入られてましたね。

その綾姫はたまにやってくることになったみたいですね。
座敷童子も賑やかになっていいでしょうね。

鬼若丸の正体は和紗さんのお祖父さんだった。
彼が緒方を呼ぶときの相棒っていうのはそういうことだったんですね。
で、今回の一連の問題の仕掛け人でもあった。
牛王からの依頼だったようですけどね。
鬼若丸が妖怪になるほどの未練というのは一体なんなのかな?
でもって、鬼若丸もまた元座敷童子。
ずっとそういう形で座敷童子と代理人という関係は続いてきたらしい。
そうすることで人と人ならざるものたちが繋がってきた。
でも、それは一体いつからの話なんでしょうかね。
始まりとなるきっかけも気になるところですね。
もしそれが途切れる日というのが来た時は一体どういうことが起こってなんだろうなぁ。

緒方が戻ってくるのが遅れたことが寂しかった座敷童子。
で、その間に緒方がしていたのは病気の治療法がないかと調べてたんですね。
けど、まだ治療法はないらしい。
どうなるのやらね。

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