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真白、はじめてのお伊勢参り/行田尚希(著) 読了

真白、はじめてのお伊勢参り/行田尚希(著)人の暖かさに涙が出ました。
出会った人たちとの繋がりでというのがすごくよかった。
出会った人たちが優しい人たちばかりだった、というのもありますけどね。
怖い思いや悲しい思いをしたのは本当に少しだけ。
真白が前向きだったから、というのもあるのでしょうけどね。
その塩梅としては少しどうかな?
とは思うものの、自分の好みではあるので問題なしでした。

行田さんの作品は今のところハズレなしでいいですねぇ。
次作も楽しみにしたいです。

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真白、はじめてのお伊勢参り/行田尚希(著)


以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
馬琴先生っていうのは曲亭馬琴でいいのよな?
彼の話した白い犬の話、というのは彼がどこかからか聞いた話じゃなくて、
彼が作った話なんじゃ?
とか思ったりした。
お伊勢参りにいく犬が無事にたどり着けるようにとこっそり広めてたとかそういうことかなぁ、と。
でも、そういうことではなさそうだったかな、と。

というわけで、母親やきょうだいから置いて行かれ一人ぼっちになった真白を助けたお春ちゃん。
そんな病気がちで体の弱いお春ちゃんのためにお伊勢参りに行くことに。

一体どうなるのかと思いましたけど、本当に人がみんな優しくてたびたび泣きそうになりましたね。
また、真白がその人達にしっかりと恩を返そうとしてるのも偉いですよね。
それだけお春ちゃんに愛されて育てられたんだなぁ、というのがわかりました。

長い長い旅の中で色々な人とで出会い、助け助けられとする。
お伊勢さんの近くでは同じ犬の仲間とも出会うわけですが、
そこで自分の甘さを知ったり、改めて人との繋がりを感じたりも。
確かにただの犬なら周りの人の対応は違ってたのでしょうね。
参宮の木札もそうですけど、噂話が流れていたというのがやっぱり大きいですよね。
だから、馬琴が話を広めたのかな?とも思ったんですけど、
あの感じだと随分前からあったような感じですからね。

ニセモノの盗人たちを捕まえるまでの流れは笑ったなぁ。
偶然なことだらけの旅ではあった中で本当に運が良かっただけですからねw
馬に食べ物を踏まれ追い回した結果、盗人たちを捕まえるにいたったというね。
それを役人の人たちがいいようにとってくれたおかげで事なきを得た。

で、捕まるかどうか、という話で思い出すのは豊姫様とのこと。
旅の途中でまた何かがあるのかな?
江戸に戻ってから何かあるのかな?
と思っていたのですが、結局何もなしで。
何かの伏線かと思っていたので少しガッカリしたかな?

旅が始まる前にも有名な人の名前が出てきましたが、
旅の途中でも有名な人と出会ったり。
日本地図を作っていたご隠居様こと伊能忠敬との出会い。
そりゃ、何してるんだろうって思うわな。
人ですら何をしてるのかと気になることだったはずですもんね。

しかしまぁ、本当に真白は甘いものがほとんどでしたねw
歩き通してたから問題なかったでしょうけど、
江戸に残ってあれだけ食べてたらブクブクと太ってただろうねぇ^^;

本当に人が優しかったなぁ、と。

その後のことも気になりますね。
近場の人との再会はありましたけど、旅で出会った人とその後再会したのでしょうかね。
お春ちゃんと旅に出れたのでしょうかね?

というわけで、最後は善兵衛さんが倒れたことで、もしかしてと考えて一心不乱に江戸へ。
途中で倒れたところを偶然にも善兵衛さんの大店で助けられ、
でもそこで木札とかが外されていたことに気づかず江戸に。
真白はお伊勢参りを信じてもらえない日々を過ごしていたわけですが、
善兵衛さんの娘さんがわざわざ江戸にやってきてくれた。

神様は自分や善兵衛さんのお願いを取りこぼしてしまったんだと神様にガッカリしていたわけですが、
神様が直接ではなく人が繋がってお春ちゃんの治療に。
結果的に願いは叶うことになった。

偶然でしかないのかもしれない。
それでも確かに、それが繋いでくれたこと。

それでまた真白は神様に謝りに行かなきゃ、と思える気持ちが本当に優しい子だな、と。
与えられた幸せを誰かに返せる子なんでしょうね。
それだけ本当に幸せなんだろうなぁ。

最後にお春ちゃんが嫁いだお店にやってきた人って鬼あざみだったんかなぁ?
なんとなくそんな感じがしたけど違うのかね?


サイドストーリー
「茶屋の兄妹と伊勢参りの犬」

真白が出会った祖父の茶屋で働く兄妹の話。
お兄ちゃんの方の目線で描かれていたので真白が何を考えていたのかはわからないですけど、
いつも通りだったのでしょうね、きっと。
兄が折れることになるのでしょうかね?^^;

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