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フェイクゲーム 未来強奪/岩関昂道(著) 読了

フェイクゲーム 未来強奪/岩関昂道(著)スマートフォンをいじったりしていたので、
読むのを後回しにしていましたがイマイチだったかなぁ。
なんでやねん、と感じることが多かった、というのが理由かな。
失敗から学んでいくことになるのはいいんですけど、
失敗までの過程が納得いかんなぁ、というところです。

久しぶりの岩関さんの作品でしたが、
少々ガッカリな感じだったかな。
「ソラの星」が楽しめただけに少し期待もしていた、というのもありますが、
次回作はもう少し楽しめることが出来ればいいなぁ、と思います。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
そんなこんなで予知能力を持つことになった少年が、
予知能力者と未来を巡って戦う話。

ということですが、後半の直接対決以外は予知云々以前の問題だったわけでね。
そこがあまりに長いから退屈だった、というのもありますかね。

失敗が続くわけですが、その失敗が予知がどうのという話じゃなく、
自分たちが置かれている状況を全く認識していないがために起こったことでしかない、
というところです。
だからまぁ、失敗からほとんど何も学べておらず、
その後も失敗を繰り返すことになるわけで。

協力者への説明不足も否めないですしね。
終盤のあえて説明せずに、それを逆手に取って、という作戦ならいいのですが、
単なる失念でしかないというのがどうしようもないなぁ、と。

そんなことが続くから余計に無駄が多いなぁ、とも感じました。
だから、後半部分は楽しめたほうだと思います。

で、こんな大掛かりなことを仕掛けようとしたきっかけになった理由が
思いもしてなかったことなので驚きましたね。

主人公の陽太はその力をそのままにすることを選んだわけですが、
その後どういう未来を歩むことになったのか、というのは気になりますね。
人の力を超えた力を持ってしまった状態ではいくら隠したところで、
何かしらに巻き込まれる運命にあるとは思うわけで、
阿賀のような結末になるのか、それを止めてくれる人たちの言葉に耳を傾けて踏みとどまれるのか。
その辺りは今回の経験とその人の存在が感じられる限りは大丈夫なのかな?

というわけで、もう少し前半部分のテンポがよければ悪くはなかったんじゃないかな?
というところでしょうかね?

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