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座敷童子の代理人/仁科裕貴(著) 読了

座敷童子の代理人/仁科裕貴(著)前作が微妙だったのでどうなのやら、
と不安に思っていましたが、
前作とは違って話が好みであったこともあって
楽しむことができました。

次回作はまたその時に悩むことにします。
とりあえず、今作は買ってよかった。

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座敷童子の代理人/仁科裕貴(著)


以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
小説家の緒方は編集者からの最後通告を受けることになる。
それでも自分の描きたいものを描こうと、
最後に賭けるために座敷童子に会えるという旅館へ。

残り一ヶ月を過ごすことになる旅館で彼は小説家の仕事と平行して、
座敷童子の代理人として人と座敷童子の間を取り持つこととなる。

最初の話はいい子なのはわかるけど、すごいな^^;
考えつかんかったわ。
結局、お父さんは根はいい人だったみたいですけど、
緒方につっかかったのは完全に忘れてたんですかね?
影が薄かったってことなのかねぇ。
ていうかまぁ、旅館に来てた段階で緒方の雰囲気がそれまでと違ってた気がしますけどね。

その辺は半身との再会という知らず知らずのうちに影響していたんでしょうかね。

二つ目の話は旅館で働いていた板前さんとその父親と親友だった河童の話。
河童は最初から緒方と一緒にいたわけですが、
色々と旅館のために働いてくれていた河童だったようで、
そんな彼の過去に触れるものだった。

ていうか、河童の好物を知るためでもあった解決方法を考えた座敷童子なわけですが、
そこまでして知りたかったのかと^^;

三つ目の話は妖狐と最後の話に繋がるものでもあったわけで、
最後の話が衝撃的でしたねぇ。
そんな展開だったのかと。
結婚式でみんながわかるようにと人と妖怪が助けあって、
というのはよかったんですけど、
やっぱりどうにかならんかったものかとも思うもので。

でも、新婚旅行として人の世に戻ってこれたのは、
緒方が最後にあがいたおかげではあるのだろうと思う。
何もせずに見送るだけだったら、たぶん何かが変わることはなかったでしょうね。
神様の方も気持ちを変えさせないといけなかったわけですからね。

ただまぁ、そんな戻ってきた織音の姿を見ることが出来ない和紗たちは
戻ってきたことは嬉しいものの、見れないことはやっぱり悔しいでしょうね。
それはまぁ、触れられない織音の方も寂しさはあるでしょうけど。

ところで、卯子酉との初対面で狙っていたのは和紗だって考えてたみたいだけど、
あれは一体どういうことだったのかね?
卯子酉の意志なのか、織音さんの意志なのか。
どっちにしても、何で和紗を狙ってたのかね?
別れが近いことを伝えたかった、というなら夢の中でそういうものを見てきたわけだし。
あのタイミングで和紗に迫ろうとしたのはどうしてなんだろ?

で、最後は疫病神の正体。
そういうことだったのなぁ、と。
というわけで、半身というのは座敷童子と緒方のことだったわけですが、
入れ替わってたんですね。
それがその時の最善だったわけで、
これからはまたこれからですね。
二人で座敷童子を続けていくことを決めたようで、
それが色々な人の幸福を呼ぶようになればいいですねぇ。
で、緒方自身の幸福にも繋がるといいですね。
お父さんの方も緒方のことを気に入ってくれてるしね。
わりとあっさりといきそうな気がしないでもないけど。
小説家としての方はどういう結果になったんだろうなぁ。
そちらも上手くいってるといいですが。

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