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レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠/森日向(著) 読了

レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠/森日向(著)読む時間がなくて遅くなりましたがよかったかな?
と微妙なところ?
最後の決戦の決着のつき方が綺麗に終わりすぎてる、
と感じたかな。
一番色んな感情が渦巻いてる場面だと思うわけで、
それをあっさり終わらせすぎたんじゃないかな、と。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
綺麗に終わりすぎてると思ったわけですが、
よくよく考えてみると全体的に綺麗なというか優しい部分しか描かれてなかった気がしないでもない。
醜い部分だったりというところがサラッと流されがちだったかもしれないです。
そう感じただけかもしれないですけど。

旅をしている、ということで色々な場所での話になってんのかな?
と思っていたのですが、一つの場所での話でした。

他種族との絆。
若い人たちがまず手を取り合う、というのはよかったです。
ただ、大変なのは本当にこれからだよなぁ、と。
若い人たちは比較的順応性があるだろうけど、
より多くのものを見てきた人たちはなかなかに難しい気がする。
そう簡単に割り切れるものでもないと思うし。

主人公のシンとその師匠のカズラ。
二人が使うのは話術。
ということですが、正直なところいまいちパッとしなかったかなぁ?
まぁ、まだまだシンが未熟なところがあるから、というのもあるでしょうけど。

そんな二人の出会い。
シンはなんと応えたのだろう?
と思っていたわけですが、
なかなか出てこないからもしかして2巻発売するために引っ張るのか?
と思ったり。
でも、最後に出てきましたね。
レアよりも純真な心を持っている。
というカズラの言葉はなるほどと納得しましたね。
口はひねくれてしまってますけど、心はその時のままみたいですね。
最初の気持ちを少し忘れていた部分もあるようですけど、
今回の出会いで取り戻してきたようですし、
カズラとは違う考えにたどり着く日もいずれは来るのでしょうね。
その時、二人はどうするのか、っていうのは気になりますね。


サイドストーリー
「レトリカ・クロニクル 狐の優しい嘘」

本編よりこっちの方が好きだったなぁ。
短くまとめられていたってのも大きいですけど。
シンよりカズラを中心にしてた感じがあるので、
そういうことだったのか、と最後に思わされた感じがありました。

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