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絶対ナル孤独者 2 ―発火者 The Igniter―/川原礫(著) 読了

絶対ナル孤独者 2 ―発火者 The Igniter―/川原礫(著)どういう感じかというのをわかっていることもあって、
1巻よりは楽しめました。
まぁ、本格的に動き出したから、というのも大きいですが。

というわけで、ルビーアイに対向するジェットアイの組織である
特課に合流したミノル。
そこでユミコたち以外のジェットアイに寄生された人たちと出会ったり、
自分の力に関することにも少し触れたり。
そんな中で登場するルビーアイはユミコにとって因縁の相手。
その戦いの中で少しずつ変化するミノル。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
2巻にしてすでにミノルの自分の考えが揺らいでると思うわけで、
今後どうするんだろ?
そもそも、人との付き合いが発生した時点で無理な話なのよな。
しかも、同じ死線をくぐり抜けていくことになる相手なのに、
そこには必然的に感情は生まれますよね。
簡単に忘れられるわけもないしねぇ。

朋美とはもう一度友達にはなれたみたいですね。
彼女の記憶がミノルとの再会でちょっとズレが生まれつつある感じですけど、
どうなるのかな?
朋美が忘れたくないと思ってる記憶を忘れさせられたから、
とかそういうことだったりするのでしょうかね。

ユミコの過去。
加速者としての力が生まれたのはそういう過去があったんですね。
で、そんなユミコの元パートナー。
サードアイが寄生していたことで死ぬことも許されない。
ただ眠り続けるだけのサナエは今後どうなるんだろう?
静かに暴走してる、ということもあって教授やらは取り除いて、
終わらせることをすすめてるようですけど、
その暴走が今のままでとどまってる保障はあんのかね?

で、そのサナエを今の状態にしたのが今回の相手だったわけですが、
ルビーアイの影響もあるのはわかるけど、
元々はタバコ吸ってたのに、ってのは何でや?
って感じですねぇ。
クズにもほどがあると思った。

ミノルの殻はわからないということがわかったらしい。
ただまぁ、少しだけわかったこともあるみたいですけど。

自分以外のものを全て弾いていたミノルですが、
ユミコを助けるために彼女も殻の中に。
彼女は異物ではないと強く想って。
自分を信じてくれたユミコをミノルも信じることが出来た、
ということみたいですね。
そうやって少しずつ周りを受け入れていくということなのかな。

別働隊のリフラクターってどういう子なんだろうかねぇ。

ルビーアイにも組織のようなものがあるみたいですね。
前回のバイターだったり、今回のイグナイターはそこに属していない。
バイターは彼らが興味を持たなかったわけですが、
イグナイターの方は勧誘していたようですね。
ただ、イグナイターは考えに賛同できず個人で動いていた。
自分のすべきことをするために一人で動いていた。
結果、ミノルたちに狩られるわけですが。

てか、記憶を奪ったけど殺人の罪には問えんのか?
あのまま傷が癒えたら外に出ていくのはいいのかね?
何か殺された人たちのこと考えると納得できん気が。
ルビーアイの影響はわかるけどねぇ。

さてはて、3巻はどうなるのやら。

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