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四月は君の嘘 #17

『トワイライト』
誰かのために演奏するとき、
音楽は言葉を越える。

かをりに会うのが怖い。
母に重なってしまうから。
それがより強くなっていくから。

そんな公生に渡は言う。
自分じゃダメなんだ、公生じゃなきゃダメなんだ、と。
頼るのもわがままを言うのも公生。
会ってどうしたらいいか、わからない。
そんなことは会ってみたらいい。
女の子がどうにかしてくれる。

そして、公生はかをりの前で流されるままに話をした。
かをりから元気をもらうことになる。

その公生は舞台を選んだ。
凪の学園祭に出させてほしい、と。

凪は苦しむ。
プレッシャーに押しつぶされそうになる。
公生と自分の差を痛感する。

みんな舞台に立つことは怖い。
自分も公生も。
でも、もがき続けた先にある瞬間を求めて弾き続ける。
舞台に立つことが出来る。

そして、本番へ。
公生は渡にお願いをした。
渡は聞く前からそれを引き受けた。
そのお願いは携帯電話で届ける音へ。

震える手。
それは互いに。
だから、手を取り合って二人は舞台に立つ。

次回、二人の演奏が始まる。
それぞれが届けたい相手へ届けと願いその音を奏でる。

有馬公生:花江夏樹
宮園かをり:種田梨沙
澤部椿:佐倉綾音
渡亮太:逢坂亮太
井川絵見:早見沙織
相座武士:梶裕貴
相座凪:茅野愛衣

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