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○○妻 #05

『決死の告白!こんな女でもいいなら結婚してください!』
母の過去、父の死、そして、ひかりの過去。

父親が隠していたこと。
なぜ、暴力を振るうようになったのか。
その時父が何を考えていたのか。

愛を諦めた父。
お母さんはずっと父親のことを愛していなかった。
それを問うた父の目を母はそらしてしまった。

母親は謝り、父親もまた死の間際に謝った。

こんな最期は悲しすぎるでしょうに。
知らないままで、というのも違うとは思うけども。

で、父親が正純に伝えたひかりのこと。
心からお前を愛している、と。
だから、何があっても手放すな。

その一方でひかりが知った両親のこと。
ひかりの両親の間であったやりとり。
ひかりが知らなかった二人だけの話。
千春の方からプロポーズしていたんですね。
で、心では愛している。
でも、体が他の人を求めてしまう。
どうしても止められない。
それでも、と。
そんな千春をお父さんは受け止めたんですね。
けどまぁ、だからどうした、という感じでもあるわけで。

そして、正純はひかりの過去を知ることになる。

心からの笑顔を見たことがない。
それを自分がさせてみせる。
そう言って正純はひかりの全てを知ることを望んだ。
受け止める覚悟を持って。

正純が初めて会った日だと思っていたのは二回目だった。
それから5年前に会っていた。
ひかりは入院患者だった。
自殺しようとして出来なかった。

そんなひかりに正純はリンゴを渡した。
ひかりがリンゴを大事に抱えていたのは正純がひかりに渡したからだったんですね。
看護師になったのもその時のことがきっかけ。

そして、自殺しようとした理由はお義父さんに話した人を殺したに繋がっていく。
それから正純が知っていた高校生のときの話へとも。

駆け落ちをした。
でも、妊娠したことがわかると彼は自分を置いて出て行った。
独りぼっちになった。
それでも意地でも赤ん坊を産んで育てようとした。
でも、生まれてきた赤ん坊はなぜか自分に懐かなかった。

毎日泣き続ける赤ちゃんを置いてひかりは外へ。
何時間も外をさまよい我に返った。
けれど、赤ちゃんは冷たくなっていた。

人を殺した、それは自分の子供だったんですね。
少年院から出てきた彼女を待っていたのは再びの孤独。
父は自殺し、母は別の男のもとへ。
彼とも連絡がつかなかった。
そして、自殺しようとして失敗し、入院。
そこで出会ったのが正純だった。

それでも結婚してくれますか。

が、正純は答えを引き伸ばした。
どうするのやらねぇ。

次回、正純のもとを去ろうとするひかり。

ひかり:柴咲コウ
井納千春:黒木瞳
板垣雅己:城田優
風谷愛:蓮佛美沙子
久保田実結:奥貫薫
河西美登利:渡辺真起子
久保田仁美:岩本多代
久保田作太郎:平泉成
久保田正純:東山紀之

公式HP

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