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海の上の博物館/行田尚希(著) 読了

海の上の博物館/行田尚希(著)これまでのシリーズとは違う作品ということで、
どうなるだろうなぁ、と思っていましたが、
人と人との繋がりがとても強い話になっていて、
「路地裏のあやかしたち」はもちろん好きですけど、
こちらもとても好きになりました。

本当に人と人との繋がりが気持ちを暖かくするというか、
ほろほろと何度も泣きそうになりましたねぇ。
いい話ばかりでした。

続編の予定あるのかなぁ。
続編があればいいし、新作でもいいけれども、
次回作を楽しみにしたいですねぇ。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
「路地裏のあやかしたち」と繋がりのある作品だとは思いもしてませんでしたねぇ。
若菜の先輩が兵助の奥さんである麻理だったとは。
博物館で働いていて、旦那さんが表具師でってあれ?
と思ったんですけどね。
兵助と覚えてたから苗字はすっかり忘れてたんで、
すぐに確認してみたらやっぱりそうでした。
その後にも妖狐やらという単語が出てきて何か嬉しくなりましたね。
ただ、本編では妖怪とかは出てきません。

電話でのやりとりで麻理が出てくるにとどまってますが、
サイドストーリーでの話を思うにこれから、というのはあるかもしれないですね。

海に浮かぶ小島に建っている博物館。
臨時職員としてそこで働き始めた若菜の一年間の物語。

博物館で働く学芸員。
その仕事は本当に幅広いようで。
海外では専門的になってるところもあるようですけど、
その辺りは日本のお金のかけ方、というのが問題なんでしょうかね?

低い身長と童顔がコンプレックスの若菜。
でも、そういう部分も人から自然と好かれるというか、
とにかく若菜の魅力でしょうね。
祖母譲りないい部分も受け継いでいるようですし。
彼女の存在は非情に周りを明るくするなぁ、と思った。

恋とかそういう話はとりあえずないと思ってたんですけど、
こっそり想いを抱いている秋吉。
ぼそっと言うまで気付かなかった^^;
お守りとかいうのはそういう気持ちもあったりしたんですね。
鷹臣の方はどうでしょうねぇ。
個人的にはそっちの方が気になりましたね。

個性的な学芸員たち。
ということなんですが、彼らにあまりスポットが当たらなかったので
続編があればそちらに期待したいですねぇ。

鷹臣は祖父の彰が自分のことを人脈が広いから
色々と知ることが出来るんだと思っていたようですけど、
そうじゃないでしょうね。
そりゃ、その人脈から状況を知ってはいるのでしょうけど、
聞かせてもらうんじゃなくて、自分から聞くんだと思うけどね。
孫が可愛くないおじいちゃんはいないと思うよ。

今回のことをきっかけに二人がもっと話をするようになってほしいですね。
似たもの同士ではあるようだから、ぶつかることもあるでしょうけど。
いつか、総さんのように彰さんのことも尊敬するようになるでしょうね。

しかしまぁ、藍沢総一郎さんは本当に多くの人から愛されていたんだなぁ、と。
昨今、近所付き合いなんてものが薄れていますけど、
この人を中心に多くの繋がりが人と人との間にできていて、
その繋がりがまた強いのがすごく素敵でしたね。
いい街だなぁ、ととても思いました。

最後にはその家が壊されるかもしれない状況になるわけですけど、
若菜たちや街の人たちが駆けまわってなんとか守り抜けた。
カフェになるようではあるけれども、
子供たちが安心できる場所としてもあり続けてほしいなぁ、
と思いますね。

行田さんの作品はこれからも楽しみにしたいですね。


サイドストーリー
「海の上の博物館 ~はじめての出会い~」

今作のサイドストーリーというよりは「路地裏のあやかしたち」のサイドストーリーという
色の方が強いですね。
麻理目線で若菜との出会いが描かれてました。
若菜の初日の前日。
メールをもらった麻理が出会いを思い出すわけですが、
その場には揚羽や蓮華が。
兵助との結婚式での話だったりもあって洸之介のことも出てきて楽しかったです。

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