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化け猫島幽霊分校の卒業式/上野遊(著) 読了

化け猫島幽霊分校の卒業式/上野遊(著)そんなに期待していたわけではなかったこともありますが、
思っていた以上によかった。
いい話だった。
その後の覚がどうなったのかすごく気になる。

ある事情で教師を辞めた覚と
幽霊の子供たち、美しい巫女さん、
そして、たくさんの猫たちの物語。
教え、教えられ互いに成長していく。

そして、別れへ。
そこで知る真実は。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
覚が教師を辞めたある事情。
修羅場すぎてビックリした。
大人と子供の境目は複雑ですねぇ。
思い込むと突っ走ってしまうのでしょうけど、
あれは覚も気付くべきだよなぁ。

島でのことが終わったともう一度話を、とかってしたりしたんでしょうかね?
さすがにそれはないか。

幽霊となった4人の子供たち。
超大型台風で亡くなった子たちの幽霊だったわけで、
彼らの未練として卒業を、ということに。
最初は浅緋が先生の真似事をしたものの、
それでは無理だった。

だから、本物の先生をということで夏鈴経由で覚に話が来た。

最初は拒んだわけですが、晴真と母親との問題を解決していく中で
考えが変わって島に残って先生をすることを決めた。

というわけで、4人の子供たちと互いに成長しあっていくわけですが、
本当にみんないい子たちだったなぁ、と。
生まれ変わったときに記憶はなくとも再び縁が結ばれるといいですね。
本当にそうあってほしいですね。

最後には彰子の抱えていたものが悪い方に働いてしまって、
非常に危険な状況になるわけですが、
それまで覚がしてきたことがみんなの気持ちを動かして
奇跡的に助かることに。

そして、別れ。
覚も子供たちも幸せ者だねぇ。

で、子供たちとの別れを終えた後に知った真実。
浅緋もまた幽霊だった。
ただし、彼女は台風で亡くなったわけではなく、
それよりもずっと前に亡くなっていた人。
誰かを愛し、愛されることが彼女の未練。
それを覚との間に感じることが出来た。
だから、別れ。
けれど、子供たちと同じようにいつかの再会を約束して。

覚が猫たちのことをやたら化け猫だと言うもんだから、
浅緋は猫が化けてるのかとばかり思ってました。
彰子はうっすらと気付いていたらしい。
良くないものになりかけていたときに浅緋にぶつけた言葉もありますし、
そうなんでしょうね。
他の子たちは知らず、ちゃんと知っていたのは渡里だけ。
夏鈴は知ってたのかね?

その夏鈴とはその後どうなったんだろう?
あれだけ自分を心配して訪ねてきてくれた相手なわけでね。
そりゃ、かなりむちゃくちゃなことをしたわけではあるけども^^;
けど、覚は浅緋に恋をしたわけで、
どうなったんだろうなぁ。

いい話でした。
他の作品が出た時は楽しみにしたいなぁ。

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