edit

四月は君の嘘 #09

『共鳴』
公生の演奏を聞いてピアノを始めた絵見。
自分も公生のように誰かにピアノを始めたいと思わせるような演奏をしたい。
公生が見た景色を自分も見たい。

演奏を終えた絵見は公生の胸ぐらをつかんだ。
何かを伝えようとした。
けれど、言葉は不要だと気付く。
全てをピアノの音に込めたから。

そして、次は公生の番。
怖い。
けれど、それはみんな同じ。
それを教えてくれた人が、
同じ舞台に立って互いを高め合う存在が、
公生に色んな色を与える。

けれど、母親が公生に囁く。

全ては母親のためだった。
お母さんが喜んでくれるなら、
元気になってくれるなら、
自分は何度でも1位をとる。
他の誰もが何を言っても気にしない。
それがお母さんの教えで、お母さんの元気になるはずだから。

でも、入院した母親が病院から演奏を聞きに来てくれた日。
公生は死ねばいいと母親に言葉をぶつけた。
それが最期の言葉になった。

お母さんの喜ぶ顔が見たくて全てを我慢してきた。
そして、見てくれている。
それが嬉しくて公生は譜面通りの演奏にはならなかった。
母親はそれが許せなかった。
どうして教えたとおりに出来ないのかと。
そこに込められていた公生の気持ちを母親は踏みにじってしまった。

その結果が最期の言葉。
そして、公生のそれからを縛り続けることとなる。

囁く母親は順調に進んでいた公生の演奏から音を奪っていった。

有馬公生:花江夏樹
宮園かをり:種田梨沙
澤部椿:佐倉綾音
渡亮太:逢坂亮太
井川絵見:早見沙織
相座武士:梶裕貴

トラックバック

TB*URL

四月は君の嘘 ♯09「共鳴」

評価 ★★ あーこりゃ公生の色相も濁りますわ      

四月は君の嘘 第9話「共鳴」

四月は君の嘘 第9話「共鳴」です。 第9話ということで、1クール目の終盤に差しか

四月は君の嘘 #9

ついに公生が再びステージに立ちました。そして、母親を巡る心の傷が明らかになりました。アバンは、井川絵見の過去からでした。コンクールのピアノを聞きに来て退屈してい

四月は君の嘘 第9話「共鳴」

北風さん一辺倒の指導ではモノになるものもダメになってしまうと。 公生ママンがもっと硬軟を使い分けてたら…と思わずにはいられない。 あれではトラウマ引きずりますよね。 無理にピアノの世界に引き戻さないほうがいいかもしれない。 現実を知った相座と絵見ちゃんがこのあとどう公生に接するのか。 まわりの中傷と冷たい視線が痛い公生の幼少時代。 椿ちゃんと亮太はずっと友達でいてあげたのね。...

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

template by Lazy Diary

copyright © ぐ~たらにっき all rights reserved.