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ノクチルカ笑う/柴村仁(著) 読了

ノクチルカ笑う/柴村仁(著)とりあえず思ったのは由良シリーズに入れなくてよかったんじゃね?
彼方はほぼほぼ出てないし。
展開の仕方としては似たものだと思うけど、
あまり覚えてないのでハッキリしませんけどね。

由良シリーズなんて言うから、
もうちょっと彼方が話に関わってくるのかと思ってました。
だから、結構な割合でガッカリしてます。

内容もこれまでに比べると怖さがないというか。
三冊で終わらせてたほうがよかったと思うなぁ、
という新作でした。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
というわけで、学園祭の準備期間から二日間の当日に起こった出来事を
二人の視点で描かれています。
その二人自身にスポットが当たりすぎていて、
もうちょっと周りとのことで話が膨らみそうなのに、
と思う部分があったりしたかなぁ。

今ひとつ煮え切らん感じがありました。

人の絶望した顔を見るのが趣味だという男。
下着が丸見えだったことを黙っていたのは肉付きがどうとか、
というわけだけではなく、教えた時の反応を見るためだった、
ってことなのな。

しかし、彼にとって本当に都合のいい偶然が重なりすぎてる気がする。
そういうのを逐一拾っていって、効果的に動かせるタイミングで使う。
ということらしいけど、本当に都合が良すぎる。

もう一人は光る死体。
彼が語った怪談。
実際に起こったことなわけでしょ、あれ。
けど、三人の子供ってところで話がつまったりしたのは、
計算だったのかね?

そんな二人のやりとりはよかったけれども。

彼方が連れていた知り合いの子の娘ってのは、
これまでに出てきた登場人物の中にいたのかな?
覚えてない^^;

これまでの三冊から随分と経っていて覚えていない、ってのが大きいのかなぁ。
とりあえず、今作は本当に期待はずれだったと思う。
もう一度最初から読み直したら違ってくるんだろうか?
一気に読めてしまう感じはあって、
読みやすいのは読みやすいんだけどねぇ。

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