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三ツ星商事グルメ課のうまい話/百波秋丸(著) 読了

三ツ星商事グルメ課のうまい話/百波秋丸(著)前回、ピンチを乗り切ったグルメ課の面々。
けれど、廃課の危機は続く。
内部監査室からの監査が入ることに。
グルメ課の裏の仕事を知る人が監査にやってくるわけですが、
その人は仕事をかき乱し、面倒事をより面倒にする人だった。

今回も実在するお店にゲストを招いて悩みを解決していく。
モッツァレラバーと肉寿司がたまらんかった。
読んでる時間が時間で余計にお腹がすきました^^;

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
普段は読めればさして気にはしないのですが、
今作は誤字脱字が多すぎでしたね。
もうちょっと確認しましょうよ、と思った。

というわけで、今回は監査が入ったことで必要だと評価してもらうために
ひなのが一生懸命頑張るわけですが。
この監査に入った椎名がめんどくさい人ですねw
椎名というのは苗字ではなく名前。
で、苗字はというと京月。
前社長の息子だったわけで。
その振る舞いは直前に京月さんとひなのが会っていることもあって、
よく似てますね。
ただまぁ、インパクトはやっぱり父親の方が強いなぁ、と。
どちらもですけど、京月さんは社長という役職から離れたこともあって、
毎日が本当に楽しそうだな、と思いましたね。

今回は5つの問題を解決することに。

最初はグルメ課としてではなく身内での問題という感じで。
京月さんを交えての食事の中で出てきた問題。
方言だったわけですね。
それは相手も誤解を受けやすいというのを知ってないとねぇ^^;
コニーさんの謎解きのおかげで誤解だとわかってよかったですね。

グルメ課としての最初は監査の椎名が首を突っ込んだ問題の解決。
元々は京月さんからの依頼でもあったわけですが、
監査と自分の問題を一緒に解決できると椎名は利用した。
とまぁ、そっちよりもド下手な演技を披露したアーティストの人はその後どうしたのか。
それが気になった^^;
歌を歌ってるってことは感情を表現するってそれなりに出来そうな気もするけどね。
感情乗せて歌ってるものだと思うからですけど。
ひなのの案と椎名の案で上手くいったのでしょうかね。

2つ目はグループの研究施設での浪費問題。
その裏にあったのは女性の恋模様。
恋は上手くいったよねぇ。
花の名前にそんな意味を含めてたわけだしね。
それで、上手くいってなかったら何なのさ、って話ですよねw
ヘッドハントを受けるかどうかはどう決めたんだろうなぁ。

3つ目はひなのの友達のいる金融事業部の内部コミュニティサイトにて
広がる噂の書き込み。
その中の一つに優子の恋人のことも書き込まれていたりしたことで、
ひなのと話をしていたわけですが、そこに椎名が首を突っ込んだ。
で、それを解決しよう、ということになったわけですが、
静がすでに動いていた案件だったんですね。
でまぁ、あっさりと問題は解決。
けれど、本当のところは別だった。

そこから続く4つ目の話。
副社長が社長を更迭しようと企てている。
で、そこに椎名も噛んでいて、グルメ課を踏み台にしようとしていた。
ただまぁ、実際のところは椎名は副社長の協力をしていたというわけではなかったみたいですね。
会社の大事な催し物を失敗に終わらせて社長に泥をかぶせよう。
そういう話だったわけですが、グルメ課が見事に解決した。

ひなのはグルメ課存続のために椎名に社長直属にしてもらおうと頼んでいたわけですが、
それに難色を示していた静と流の理由に気づくことになる。
社長の庇護下で心置きなく仕事が出来るようになったとしても意味が無いということに。

今回のことを成功に導いたのはそれまで築き上げてきた信頼があったから。
だから、一歩ずつ信頼を得て必要な課だと認めさせなくてはいけないんだ。

というわけで、その答えがより社長からの信頼を得ることとなった。
大逆転で得られる信頼なんてものはない。
一歩ずつ確実に。

で、今回のことで副社長にもしっかりとしっぺ返しはくる。
仕返しは出来なかったと静と流は考えていたし、
仕返しだと考えてしていたら成功させられなかった。
けれど、コニーさんがその辺はぬかりなかったようですね。

というわけで、副社長には何らかの処罰が下ることに。
内部だけじゃなく外部の人を招く場で、内部の人間の足を引っ張ったわけですからね。
知らん顔ってのがおかしいわな。

しかしまぁ、椎名がひなののことを大層気に入ったようで、
気が気じゃない静と流。
でも、ひなのはあまり変わらないようで。
恋とかってのはひなのの意識が食にばかり向いてるから、
なかなかなさそうですね^^;

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三ツ星商事グルメ課のうまい話

三ツ星商事グルメ課のうまい話  著者 百波秋丸  食欲の秋――。おいしい料理が、空っぽの心を満たしてくれる。 ある総合商社のお荷物部署、グループリソースメンテナンス課。毎夜、経費で飲み食いをくり返すというウワサから、人は彼らを「グルメ課」と揶揄するのだった。 しかしその実態は、悩める社員を言葉巧みに食事に招き、個性的なメニューでおもてなし。おいしい料理で心を癒...

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