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博多豚骨ラーメンズ 2/木崎ちあき(著) 読了

博多豚骨ラーメンズ 2/木崎ちあき(著)1作目よりは楽しんで読めたかな。
ただ、殺し屋たちの話なのにいい感じに話をもっていきすぎかな、
とは思います。
暗い部分が1作目ではきっちり描かれていたのに、
そういう部分が今作ではほぼなかった。
まぁ、胸糞悪いと思ってたのは思ってたんですけどね。
でも、ガッツリ抜きすぎじゃないかな、と。

けど、楽しめただけよかったかな、とは思ってます。
他の作品にも、というふうには今のところ思えないですが、
このシリーズが続くなら読もうとは思えました。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
今回は二人組の殺し屋が話の中心にいるわけですが、
彼らは自分たちがそんなことになってるとは知らずに、
状況をどんどん悪化させていくことに。
それに巻き込まれる周りはややこしいことになったりもしたわけですが、
最後には結局彼らが全て引き受けることになる。

正直、安倍は山本を馬鹿だ、馬鹿だと言ってるけど、
お互い様だろ、と思いましたね。
最初の段階で手を組むべきじゃなかったとぱっと見でわかってたのに、
手を組み、その後もズルズルと一緒にいつづけた。
そんなことしてりゃ、自分にもとばっちりがくるなんてわかりきってるのにね。
結果として今回は全てが悪い方へと運んで終わりを迎えることに。
ただ、安倍については最後が描かれてないので、
どうなったのか気になりますね。
山本があっさりと自分を見捨てた姿を目の当たりにした安倍は、
全て山本がやらかしたことだと言って、山本よりは軽くすんだんだろう、
と思ってますけどね。
軽くても今後どうしようもないでしょうけどね。
殺し屋としてやっていくには十分すぎるほど印象がマイナスになってますからね。

斉藤は抜けた会社から命を狙われることになるわけですが、
林たちの力を借りてなんとか切り抜けた。
で、斉藤の替え玉として山本は死ぬことに。
バレていなければ、斉藤は逃げられるけど。
そんな上手くいくでしょうかね。

で、最強の殺し屋としてG・Gが出てきましたが、
当然ながら源造さんでしたね。
それ以外ないでしょうに。
そんなG・Gを騙っていた人もいたりしたわけですが、
あの人はこれからどうするのやらね。
斉藤たちは見逃すわけですが、新田が逃すかね?

で、斉藤がG・Gを騙っていた人に狙われたのは会社の方が理由じゃなくて、
前作で助かった名前忘れたけど女性が復讐のために新田に依頼していたらしい。
斉藤ドンマイだわぁ。

マーダー・インクの東京本社のエースが会社を辞めて
強い殺し屋を求めてやってきた。
というわけで、彼は新田と昔なじみだったようで、
彼のおかげで仕事が出来るように。
猿渡としては不本意な格好とかをさせられてましたけどね。
エースだっただけのことはあってにわか侍とはいい勝負を繰り広げたりも。

その一方で裏で動いていた女性。
小百合と呼ばれている殺し屋は馬場の昔の恋人なんだそうな。
誰かが馬場は動いてるだろうって話してましたが、
彼女に依頼していたってことでいいんだよね?
その辺がよくわからんかった。

とりあえず、にわか侍を狙っていたマフィアのボスを始末出来たわけですけど、
それで終わり、ということにもならんのよな、きっと。
補佐の人がこれからはつきまとうようになるのかね?
それとも間近で強さを見ただけに諦めちゃうのかな?

で、全体を通して描かれていたのは林の成長。
誰かを守る、ということで動いて、
失敗を経験して成長してましたね。

というわけで、新たな登場人物なんかも出てきたわけですが、
続編書くつもりはあるんでしょうかね。
どうなっていくやらねぇ。

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