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モップガール 2 事件現場掃除人/加藤実秋(著) 読了

モップガール 2 事件現場掃除人/加藤実秋(著)かなりゆっくり読みました。
あまり前作の雰囲気を思い出せなかったので、
ちょっと苦労したのもあるかな^^;
さすがに随分と経っていたから思いの外忘れてましたね。

というわけで、桃子の力の秘密だったりが明らかになるわけですが、
その部分の秘密だけなのな、という感じだったかな。
けど、最後まで楽しんで読むことはできたんじゃないかと思います。

未樹が事件に巻き込まれたり、
桃子の父親のことだったり、と事件な話もあったわけですが、
人助けな話だったりと気持ちが暖かくなる話もあってよかった。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
翔が休職している間に桃子は何度か鼻歌を聞くことになる。
その意味に徐々に近づいていくことになる今作。

そんな中で、手のひらに何かが這う感覚で笑いが止まらなくなった桃子。
その正体はペンで文字を書いた時の感覚だったわけですが、
親子の話ということでよかった。
事故で記憶喪失になってしまった男性に関係すること。
で、何があったのかというと別れた奥さんが引き取った息子さんがいじめられていたらしい。
そんな彼を助けたくて急いでいたところ事故にあって記憶喪失に。
他の何もかもを忘れても息子のことだけはぼんやりと覚えていた。
その思いが桃子に伝わり宝船のメンバーを動かすこととなった。
まぁ、重男はお金の回収のためでもありましたが^^;
再会出来てよかった。

未樹が事件の容疑者となった。
なんなん?という感じだったなぁ。
ただただ、男がクズだった。
そんな男のことで巻き込まれた未樹は災難だなぁ。
友達のためを思って関わってたのに、その友達に疑われることにもなってたし。
それでも、諦めずに関わり続けようとしていたのがすごいですね。
で、別の友達が未樹を犯人に見せかけるように動いたり。
なんともまあ、悲しいね。
でも、未樹はその友達を嫌いにはなれない。
その後、面会やらしにいったのかな?

犬になった桃子。
そんなことも起こるのな^^;
でまぁ、悪いことをしてることもあったのはあったんですが、
基本的にはいい話でしたね。
お家の人はいい迷惑だったでしょうけど^^;
やたら理由つけてやってこられたり、シロアリ騒ぎを起こされたり。
何かお礼みたいなんしたのかね^^;

そして、そこから繋がる桃子のこと。
桃子の力と父親のこと。

力の秘密としては父親の家系の中で遺伝されていたものだったみたいですね。
で、その力のせいで父親は亡くなることになった。
交通事故だと聞かされていたが、
本当は別の事件のことで同僚を立ち直らせようとした結果、
事故に見せかけて殺された。

どういう展開かというのは予想がつき、
予想通りだったわけですが。

翔はどうしたんだろ?
というのが気になってましたね。
けど、そういうことね、と。
素直じゃないねぇw
今後、二人がどうなるのか楽しみですね。

しかしまぁ、様子がおかしいからと自分のことが終わったら休職してまで、
調べまわっていたというのは驚きですね。
それでいて、自分の気持ちは言わない。
互いに素直じゃない部分があるし、どうなることやら。

で、父親が桃子にした封印。
それが解かれた今、桃子はその力をどのように向き合っていくのでしょうかね。
宝船の個性的なメンバーがいれば、どうにでもなりそうですけど。

重男の怪しい部分だったり、社長のことだったりと
気になる部分を残しつつも終わった感じでしたね。

前作ちゃんと読みなおしてから読むべきだったかな、
と少し後悔してますが、楽しかったです。

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