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時槻風乃と黒い童話の夜 第2集/甲田学人(著) 読了

時槻風乃と黒い童話の夜 第2集/甲田学人(著)前作は好みじゃなかったけれども、
悪くはないんじゃないかと感じられましたが、
今作は単純につまらなかった気がする。
ほとんど風乃は関わっていなかったというのも一つなのかな?
というか、洸平が何様なんだよってのが強いかなぁ。

そんなこんなでもう続編が出ても買わないかな。
生々しさみたいなんが薄れてたのがねぇ。
それが良さであったと思うし、好みじゃなかった部分なんですけどね。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
というわけで、今回は「白雪姫」と「ラプンツェル」という二つの童話。
「ラプンツェル」ってのが全く知らないわけですが、
最初に大体はわかるように始まるので助かりました。

で、「白雪姫」の方での洸平が本当に何様なんだという感じです。
前作で出てきた男が引き続き出てきていたわけですが。
妹が風乃に狂わされたから、同じような子が生まれないように夜回りをしている。
ということですが、最後ですよ。
目の前にいた少女ではなく風乃を守った。
こいつは結局のところ風乃を自分のものにしたいんだろうな、と感じました。
他の女性じゃなく自分を見ろ、ということなんだと。
妹を狂わせた女。
なのに、危険な状況で一応の知り合いの子ではなく、
その女を優先的に守る理由はないと思うけどね。
結局はボランティアで見て回ってても目の前の子は見てないのでしょうね。
連絡がとれなくて気になっていたのかも怪しいわ。

どちらの話でもそうですが、基本的に自滅していったって感じでしたね。
前作では風乃が結構出てきていたわけですが、
今作は最後にほんの少し背中を押しただけ。
それまでに自分たちでじわじわと闇に足を突っ込んでいた。

風乃なりの童話についての考えがありましたけど、
それは違うくね?
とちょっと思ったなぁ。
「ラプンツェル」の方は特にそう感じたかな。
知らないから余計にってところですかね。
斜に構えて見過ぎだろう、と思う。
「白雪姫」の方は納得出来る部分もありましたけどね。

女の子たちの考え方が理解出来なかったってのもあるかもしれんなぁ。
それもつまらなく感じた理由かもしれないねぇ。

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