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ソードアート・オンライン 13 アリシゼーション・ディバイディング/川原礫(著) 読了

ソードアート・オンライン 13 アリシゼーション・ディバイディング/川原礫(著)最上階まであとわずかとなったところで、
離れ離れとなったキリトとユージオ。
キリトはアリスを説得し一緒に、ユージオは単独で頂上を目指すこととなる。

キリトのサポート役のような戦い方が続いていたユージオにも見せ場があり、
しっかりとやってのけてましたね。
ただ、それは不完全に終わってしまい、
さらならピンチが。

一方、キリトは壁の外に投げ出されたものの、
黒剣を突き刺すことでなんとか落下を免れていた。
そして、アリスとともにこれからのことを考える。

剣を交えず、なんとか言葉での説得を試みるキリト。
けど、それはそれで向き合ったアリスの思いに触れ
またしても思い悩むこととなってしまうわけで。
しかしまぁ、アリスとのやりとりはどこか楽しめる雰囲気があっていいですね。

次巻でどのような決着となるのか楽しみです。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
アリスの記憶をわずかばかりか呼び覚まし、
言葉による和解をしようとしたキリト。
妹の存在、カセドラルの上層部にいたミニオンという魔物の存在。
それらが彼女の公理教会への疑いの気持ちを強くさせた。
元々アリスを育てたベルクーリが疑いを持っていたこともあって、
きっかけを掴みやすかったようですね。
妹のことが大きなきっかけとなってキリトの話から
かつての自分を妹を思い出そうとする。

そして、キリトとの休戦。
さらには公理教会へ反旗を翻すこととなる。
が、それは禁止された行いだった。
ユージオと同じように右目の封印がアリスを襲う。
その姿にキリトはそれが公理教会がアドミニストレータが仕掛けたものではなく、
外の人間が仕掛けたものと判断する。
けど、その理由が判然としない。
何故、実験を遅らせるような必要があるのか。
実験結果を根こそぎ奪おうと画策する存在を感じ取る。
ただ、目の前のアリスのことが最優先。
そして、アリスはその封印に抗うことを決めた。
記憶だけじゃなく意志すらも縛られたくはない。
強い気持ちで彼女は乗り越えた。
ユージオのようにすぐに立ち上がることは出来なかったものの、
右目を失っても死ぬことはなかった。

で、その後ですよ。
気を失ったアリスをかついで塔を登ったキリト。
登り切ってからアリスが目を覚ましたわけですが、
あれはひどいw
さすがに感謝の言葉を言ったげてよ^^;

アリスは今の自分がなくなる前に、妹を一目見させてほしい、と。
それが叶った時、騎士のアリスはどういう表情を見せるんだろう。
ていうか、キリトの予想通りに騎士として過ごした日々は記憶からなくなってしまうんですかね?
残ってたら残ってたで苦しむことになるのでしょうけど、
長い空白期間が出来ることもまた苦しむことになるだろうし。
どうなるんだろう。

そんな二人はユージオを探すために青薔薇の剣の場所を探した。

が、そこにユージオはいなかった。
いたのは石化されたベルクーリだけ。

ユージオとベルクーリは戦った。
そして、ユージオは記憶解放を使って捨て身で戦った。
お伽話で語られる伝説の男との戦い。
最初は相手の名前を聞いてもすぐに気付かなかったわけですが、
戦いの中で気付くこととなった。
ユージオがどういう人物かを推し量るようなベルクーリの戦い。
実際余裕があったようですが、
最後のところで元老長によって邪魔される。
ベルクーリは石化され、ユージオは連れ去られてしまう。

そのことを自らの強い意志だけで石化を一時的に解いたベルクーリから伝えられる。

騎士のアリスにとってベルクーリは父親のような存在だったようですね。
実際のところ彼は同じ村の出身ですし、何か感じるところもあったんでしょうかね。

そして、二人は急いで頂上を目指すわけですが、
途中で待ち受けていたのが元老長。
しゃべり方がただただイラッとしますね^^;

で、元老院の真実なんかも明かされたり。
禁忌目録違反をしたときに見えた紫色の窓の正体。
人が家畜以下の扱いを受け、ただ機会的に作業をこなすだけ。
元老長以外の人は装置として扱われていた。

その先に待っていた元老長をアリスは躊躇うことなく斬ろうとしたが、
それは叶わなかった。
まんまるとした体は偽装しとったのな。

で、彼が時間稼ぎに語ったアリスの過去。
シンセサイズの儀式には二種類あった。
相手に術式を言わせる方法と強制的に儀式を行う方法。

アリスは二年の間修道女見習いとしてカセドラルで修行をしていた。
村に帰れると信じて。
けど、それは嘘だと知らされ記憶を奪われた。
抗おうとしたが、それを愉しむように記憶を奪った。

強制的だった故に三日三晩必要だった。

けれど、そんな二人を待ち構えていた最後の騎士。
それはユージオだった。

ベルクーリとの戦いから意識を失って連れて行かれた場所は
アドミニストレータの居室。
ユージオはそれが真の敵であると理解した。
でも、それを何かが惑わし、短剣を手にさせなかった。
呼びかける少女の声も届かなくなっていき、
目の前の人と思えぬ美しさを持つ人へと吸い寄せられる。

そして、彼女の言葉にユージオは誘われ、
自分の求めていたものを知る。
愛されたい気持ち。
自分が向けた愛へ、誰も応えてくれなかった現実。

けど、ユージオは何度も抗おうとした。
愛とはそういうものなのか、と。

けれど、甘い誘惑にユージオはアドミニストレータの言う術式を唱えてしまった。

アドミニストレータがユージオに見せた過去は実際にあったことなんですかね?
キリトとアリスが二人きりでいた。
他の母親の愛だったりというのも。
事実もあるんでしょうけど、ユージオが本当にそんな風に考えていたのかも
わからんところで。
全てアドミニストレータが誇張して思い込ませてるものなのかね?

騎士となったユージオとの戦い。
シンセサイズの儀式を終えたばかりのユージオだが、
その力はベルクーリにも匹敵する?

キリトはユージオを止めることが出来るのでしょうかね。
アリスとは戦わせないでほしいけど、
キリト自身に迷いが若干でもあるだろうし、
大丈夫かねぇ。

一方、現実世界では異変が起こり始めてるみたいですね。
護衛艦が離れていくという不測の事態。
それは何の始まりとなるのか。
和人の体は無事にキリトの帰りを待つことが出来るのでしょうかね。

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