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自称分析官ヴィルヘルムの迷推理/十階堂一系(著) 読了

自称分析官ヴィルヘルムの迷推理/十階堂一系(著)勢いで突っ走った、
って感じがあったなぁ。
面白くないわけじゃないんですけど、
分析だなんだと言ってるけど、
個性的な登場人物で楽しむ感じが強いですね。
嫌いじゃないですけどね。

電撃文庫は彼らの高校生の頃の話を描いている、
ということでいいのかな?
大学生になったことで少しだけ控えめになったらしいけど、
どんな高校時代だったのやら。
興味はあるけど、読んでみたいと思うほどではないかな。

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自称分析官ヴィルヘルムの迷推理/十階堂一系(著)


以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
色々なことに首を突っ込んではかき回す葵子。
ただまぁ、正しい分析というよりは誰かを想っての分析をモットーにしてるみたいですね。

怪しいバイト。
口喧嘩はあれは葵子の本音が多分に含まれてるでしょうね^^;
そういうのをカモトキくんは気付いているのかな?
付き合いが長いみたいだし、さすがに気付いてるよねぇ?

怪しいバイトの真実は身内の身辺調査だったらしい。
なるほど、という感じですが、身内を調べてまでする調査って
一体どんな仕事だったのやら?

高校時代からの友達に恋人が。
彼氏さん詩人だったねぇ。
めぐるちゃんは巻末に本編で明かされなかった部分を分析するという役をもらってましたね。
本編中とは若干キャラが違う気がせんでもないんだけども。
テンション上げてたから空回り気味だったんかね。
優しさの塔云々は置いといて、いい子であるのは間違いなさそうですね。

葵子を妹にしたい立花。
この人のキャラが濃すぎだろ^^;
危ない子ってのがビシビシ伝わってきたw

で、一連の分析の裏には別の分析の過程が隠されていたようで、
それが最後の話となる。

危ない子・立花が抱える問題だったわけですが、
キャラとは裏腹に思いの外重い話でビックリした^^;
ただ、本人は色々と隠していたようで。
それをわかった上で葵子は協力しつつ、
隠す部分は隠して立花に諦めさせた。

めぐるちゃんの彼氏のあゆみくんが関わっていた。
というのは、驚きましたね。
めぐるちゃんの彼氏ってことだけで調べに行っていたわけじゃなかったのなぁ。

でまぁ、互いに相手の腹を探り合っていた。
その中で立花は葵子を利用した。
そこにめぐるちゃんが関わっていたことで、
彼女を守るために葵子は首を突っ込んだらしい。
友達思いの優しい子ですね。

分析云々についてはあまり魅力に感じませんでしたが、
登場人物のキャラクターはよかったと思います。
それなりには楽しめたかな?という感じですね。

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