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マーシアン・ウォースクール/エドワード・スミス(著) 読了

マーシアン・ウォースクール/エドワード・スミス(著)火星へと生活の場を広げた人類。
そんな人類と火星の無機物生命体・バグスとの戦争。
その中で大使兼留学生として地球からやってきた少年は、
仲間とともに生き残るために命がけで戦い続ける。

「ユーマ」は読んでいないのですが「紳堂助教授」とは
ずいぶんと印象の違う作品で読んでいてビックリしました。
レーベルに合わせた変化ってことなんでしょうかね。

一気に読めてしまう内容で楽しめました。
次巻でどういう展開になっていくのか楽しみにしたいですねぇ。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
メリーがぬいぐるみを抱きかかえて笑顔を見せてる姿は、
とりあえず反則だと思います^^;

生存戦争のきっかけは人間が自分たちの住み良い場所にするために使ったもの。
未知の場所で変化を加えれば、予想だにしない結果は起こるもののようですね。
それがいい方向に働けばいいけれども、えてして、悪い方に転がるもの。

そんな生存戦争を続ける火星にやってきたのは大使兼留学生のタキオン。
軍属学校のクラスメイトたちは要人が来たことで、
自分たちの出撃機会が減ると考えた。
けれども、その考えは全くの逆であった。

彼の正体は統合政府軍の大将の息子。
ただ、彼は本妻の子ではない。
父親自身は認知したものの、彼が認めたからといって本妻や腹違いの兄弟たちも認めるわけではない。
その中でタキオンを処分したいと考える兄弟たちによって、
火星へと親善大使兼留学生という形で送り出されることになる。
今なお生存戦争を続ける火星であれば、戦死することは起こりうること。
そして、地球を離れれば父の手も届かない。

その中で自分と自分のせいで地獄へと投げ入れられたクラスメイトを死なせないために、
彼はクラスメイトたちを導いていく。

そのために、最初はどんな形であれ注目されようとした。
タキオンは反発され、不信感を抱かれ、とそれに成功する。
けれど、彼の指導役として選ばれたメリーだけはタキオンの中にある何かに気づき始めていた。

彼女には先に話をして協力してもらったり。
けど、彼女から一つだけ約束させられたことをきっちりと守って、
タキオンはクラスメイトの中へ。

学生だけで最前線に投げ込まれることが続く。
それをタキオンが指揮官となってクラスメイトたちを導いていく。
戦場で全てが上手くいくわけもなく、
それでもタキオンたちはなんとか生き延びた。

今はまだ標的が自分だけ。
そのついでにクラスメイトが巻き込まれている形ですが、
タキオンが危惧するのは、その対象が自分だけじゃなく自分たちになること。
そういう風になっていってしまうのだろうと思うけど。
そうなるとしたら、どういうことになんのかな?
バラバラに出撃させられたりすることになるのかねぇ。

シドウがいいですね。
こういうキャラ好きだねぇ。
いい男だ。
その男からの信頼を得られたことでタキオンにとっては大きな後押しとなった。

そんなシドウに憧れを持つアリカ。
何だかんだでGJといいコンビですよね。
こういうのはきっとくっつくでしょ。

イルマの彼氏ってどういう人なんだろうなぁ。
標的がクラスメイトたちにも移ることで、
イルマをということでイルマの彼氏にまで目をつけられる、
ってことになったりすんのかねぇ。

タキオンとメリーはいちゃついてましたねぇ。
タキオンの方はメリーの表情を楽しんでいたり。

火星と地球の人たちの関係。
地球人がこうして火星に関わってくることで、
どういう変化が起こってくるのだろうかねぇ。
タキオンが死ななければ地球からまた別の人物がやってくることもあるでしょうしね。

前線の精鋭たちはいい大人たちでしたねぇ。
これからも中佐はでてくるのだろうと思うけど、
どういう動きをしてくれるのか楽しみですね。

ガンローダーは今はメリーが乗ってますが、
適正を調べて誰が乗ることになるんだろう?
今のところメインで出てきてるクラスメイトたちは他に適正があるから、
ガンローダーにってことはないでしょうし。
今回は出てきてないクラスメイトたちでまた個性的なキャラが次に出てくるのかな?

次巻ではタキオンの予想では少し時間が出来るらしいし、
後ろ盾となる人物を見つけることになるのかな?
LB社は自分ところの製品を使ってもらうにはいい対象だと思うから、
話を上手く持っていけば協力してくれるよね?
タキオンも狙ってるだろうし。

どういう展開になるか楽しみだねぇ。

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