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デュラララ!!SH/成田良悟(著) 読了

デュラララ!!SH/成田良悟(著)池袋に吹く世代交代の風。
その中で起こる事件の裏にいるのは果たして誰なのか。

首無しライダーが人攫い?
というわけで、首無しライダーに近づこうとしてる人たちが姿をくらます事件が
池袋を騒がしていた。
その首無しライダーも半年ほど姿を見せない。
そんな池袋に秋田からやってきた少年。
彼は地元で化け物と言われ続けてきた。
そんな彼は池袋でどうなるのか。
さっそく池袋の話題の中心になってますが、
本人は気付かず。
大丈夫かねぇ^^;

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
今回もメインになってくるのは男二人に女一人の高校生の組み合わせのようですね。
一人は首無しライダー・セルティや平和島静雄を見たくて上京した男の子。
一人は青葉たちとの付き合いのある折原臨也と似た性質の男の子。
一人は首無しライダーに姉妹を連れ去られたと思っている女の子。

そして、前シリーズから引き続いて登場する人たちももちろんたくさん。
ネットでは人攫いだなんだと騒がれているセルティですが、
当の本人はそのことを知らず。
なんせ新羅と半年にも及ぶ旅行中だったから。
俗世から切り離して満喫していたらしい。
自分の首とのことに決着がついて自分が暮らす国のことを知るために、
ということだった。
シューターで動きまわってたんかね?
でまぁ、ようやく戻ってきた二人は四木から自分のことをネットで調べるように言われて、
騒ぎになっていることを知る。
かなり取り乱してましたねw
イラストのセルティが艶やかな感じでしたねぇ^^;

静雄があれだけキレたのはそういうことなのなぁ、と。
臨也を思い出させる雰囲気を久音は持っていたんですね。
吹き飛ばしても追い打ちをかけようとしたのは、
彼が自分からその力を殺すために吹き飛ばされていたから。
本当に臨也っぽい感じですね。
で、裏でゴチャゴチャとかき混ぜようとしてる感じも。
サイトの管理者なのかと思ってたけど、そういうわけではないのんかね?

静雄と互角にやりあった男の子・八尋。
そりゃ地元で化け物って言われるわけだよ^^;
まさか、静雄と互角でやりあうとは思いもしてなかった。
怪我の具合で言うと静雄の方がひどそうですしね。
動きが尋常じゃない、ということらしいけど、
さらに楽影ジムに通おうとしてるって、どうするつもりなのかとw

静雄に最後はやられたものの八尋は自分は一人じゃないと実感することが出来て嬉しくなる。
ただ、それは人としてなのか化け物としてなのか。
そして、彼の思いとは別のところで動き出す新たな都市伝説として注目されることに。
静雄と互角ならそうなるのはしょうがないよねぇ。
本人はどういうタイミングで気づくのやらね。

しかしまぁ、渡草の親戚にあたる子だとはねぇ。
渡草たちは詳しいところは知らないようですが、
悪い方にいかなければ門田たちも助けてくれるだろうと思うけど、
どうなるでしょうかね。

茜ちゃんも随分と成長してましたねぇ。
セルティのことを知ってるがゆえに悪い噂を放っておけない。
でもって、彼女の先輩が人攫いにあったということで色々と動いてる。
けど、四木に止められたりも。
それで止まらない子ではあるようですが。
彼女を手伝うのが八尋、久音、臨也の双子の妹。
久音は茜を利用しようとしてるみたいだし、どうなるのやらね。
舞流たちが茜に危害を加えようとすれば止めるかね?
茜がどういう人かは久音も知っているようですけど。
知らない八尋を利用してってところかねぇ。

八尋と久音についてはそれなりに話が出てきてますが、
記者の姉と茜の先輩でもある妹が攫われた姫香は一体どういう人なんだろう?
首無しライダーにいい感情は全く抱いていない、というかまぁ抱けるわけもないわけですが。
それ以外はあまりよくわからず。
とりあえず、近所に杏里がいるみたいですね。
その杏里は自分の実家のお店を再開したらしい。
話を聞く限りでは怪しい感じのお店に聞こえるわけですが^^;
どんな感じなのかねぇ。

そして、帝人は怪我の影響で留年し八尋たちの先輩として学校に通っている。
図書委員になった八尋にとっては図書委員長ということで繋がりも。
非日常の情報は変わらず入ってきてるようですが、
それに積極的に関わることはないみたいですね。
八尋たちが少しでもいい思い出を作れれば、とは思ってるようですが。
杏里はしっかりと恋人になったようですね。
で、親友の正臣は中退して働いてるらしい。
とりあえず、前シリーズの三人のその後は安心出来る感じだなぁ。

青葉は変わらずヤンチャしてるみたいですけど、
何を考えてるのやら?

というわけで、新シリーズ1冊目は楽しめました。

「SH」はSnake Hands、蛇足という意味だそうです。
どういう意味なんだろう?と気になってましたが、あとがきに書かれてました。
「園原さんのH!」は思い浮かばないだろう、と思う^^;

次巻はこれの続き。
その後は1冊完結の話だったり短編集的なものとなるらしい。
前シリーズよりさっくりと読めそうだなぁ、と今作を読んで思いました。

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