edit

落第教師 和久井祥子の卒業試験/桜井美奈(著) 読了

落第教師 和久井祥子の卒業試験/桜井美奈(著)前作同様面白かったです。
モンスターペアレントな母親に心身ともにボロボロになりながらも、
諦めずに生徒と真正面から向かい合う祥子の姿がよかった。
そんな状況でプライベートの問題なんかも出てきたりも。

前作は田路先生が3年の間にそれぞれ問題を抱える女生徒と、
独特な距離感で一緒に解決してきましたが、
今作は1年間のことで1人の生徒と向き合う。
田路先生とは違う祥子らしさの違いもあって楽しめましたね。

ていうか、田路先生出てくるのかなぁ、と思ってたら、
諸悪の根源だったw
祥子だから任せられると思いもしたのでしょうけどね。
田路先生の想像してた以上に大変なことになっちゃったんだろうなぁ。

後は恋模様もありましたが、こちらも田路先生と似てじれったく感じたり。

「きじかくしの庭」に展開的には非常によく似てますが、
「きじかくしの庭」を読んで楽しめたのなら、祥子の成長もあったりで楽しめると思います。

この作家さんは今後も楽しみにしたいなぁ。
活躍してほしいものです。

関連記事
きじかくしの庭/桜井美奈(著)
きじかくしの庭/桜井美奈(著) 読了(ネタバレ注意)
落第教師 和久井祥子の卒業試験/桜井美奈(著)


以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
edit

落第教師 和久井祥子の卒業試験/桜井美奈(著)

落第教師 和久井祥子の卒業試験/桜井美奈(著)メディアワークス文庫、8月の新刊1冊目。

教師として母校に赴任した祥子はモンスターペアレントの標的に。
気の休まらない日々の中でも生徒を助けようと解決の方法を探る。
そんな彼女も私生活ではごくごく普通の女子。
人も羨む男性から告白されるも、旧友との関係が変わり始めていく。
故意に仕事に悩む祥子が行き着く場所は学校の片隅にある花壇だった。

「きじかくしの庭」に似た感じがあるけど、
片隅の花壇って同じ学校だったりすんのか?
と思って、自分の感想を読み直したら教育実習生として戻ってきていた女の子が祥子だった。
ということで、繋がりのある作品だったんですね。
それを知ってなおさら楽しみになったなぁ。
今作も楽しめるといいなぁ。
ちなみに田路先生は出てくるのだろうか?

関連記事
きじかくしの庭/桜井美奈(著)
きじかくしの庭/桜井美奈(著) 読了


落第教師和久井祥子...

落第教師和久井祥子...
著者:桜井美奈
価格:599円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


edit

きじかくしの庭/桜井美奈(著) 読了

きじかくしの庭/桜井美奈(著)何でこれを後回しにしたのか。
と後悔するほどによかった。

楽しい作品というのは結構あるけども、
何かこう、スッと落ちてくる感じがありました。
あっという間に読めた、というよりは、
読むのが止まらなかったです。
色々と後回しにしてしまってますが^^;

大賞受賞も納得できる作品だったと思います。
この人の作品はメディアワークス文庫以外でも読んでいきたいねぇ。
次回作が今から楽しみ。

関連記事
きじかくしの庭/桜井美奈(著)


以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
edit

きじかくしの庭/桜井美奈(著)

きじかくしの庭/桜井美奈(著)メディアワークス文庫、2月の新刊4冊目。
第19回電撃小説大賞大賞受賞作。

高校生の少女たちが涙を流し、途方に暮れる場所。
学校の片隅にある荒れ果てた花壇。
そして、少女たち以外にも男性教師が一人。
そんな彼らは悩みと言う秘密を共有しながら、
その花壇でアスパラガスを育てる。

というわけで、どういうわけなんだろ?
という感じで気になってた作品。
楽しめればいいなぁ。

25日は3月の新刊が出るわけですが読みきれるだろうか^^;
他にも1冊恩田陸さんの文庫が残ってんですけどねぇ。
読むものがたまっていくなぁ。


template by Lazy Diary

copyright © ぐ~たらにっき all rights reserved.