ぐ~たらにっき
Lazy Diary

というわけで、本作は短編集となっていて6つの話が描かれています。
表紙から現代の話はないのだろうと思っていたので、最初の話が現代のことで驚いたりも。
デビュー作の話も含まれていたわけですが、「からくさ図書館」がきっかけで仲町六絵さんの作品にハマったので、今もそれより古い作品は読んでいません。
読もうとは思っていますけど、長い間小説を読まなくなっていましたからまだ先のことになりそう。
そんな中でのデビュー作に含まれていた作品を読んで思ったのは、もしかしたら「からくさ図書館」に出会っていなかったかも、というところですね。
好きではない部分が少しあったため、他の話次第では少し状況が変わっていたかも、と思った。
面白くなかったわけではないですけどね。
どうなっていくのか、とその後が気になりましたし。
「つばさの結婚指輪」は不思議な話だったなぁ。
結末がまさかだったことも含めてとても良かった。
「鬼女の都落ち」はそういうことか、という感じでしたね。
仏師は避けようとした繋がりに戻っていましたけど、倫正の方はどうなったんだろうなぁ。
桐御前は人である倫正を愛しているわけだから、仏師の言うように鬼になることは望んでいない。
本人もそれを言ってますしね。
その上で倫正はどう選んでいくんだろう。
「オロチと巫女」は里長の最期はなるべくしてなったことですね。
里長は何でそんなに狂ったんだろう。
ミワはどういう存在になったのかな。
最後の話は最初の話だけでなく「オロチと巫女」が繋がるもの。
「オロチと巫女」も繋がってくるとは思っていませんでしたね。
踊った珠理に対して蛇とミワたちが姿を見せたのはどういう意図があったんだろう。
2人は踊らないべきだと考えたわけですけど、2人の表情を思うと別にそういうことでもないように感じられた。
凛々子は母親と同じような変化が出てきたみたいですけど、完全に狸になることはないのかな。
子供が一人暮らしを初めて相手を見つけるまで時間が経っても隠し続ける修司がすごいな。
しっかり愛されているという気持ちが伝わっているし、伝えているからなのでしょうね。
そんな両親を知った凛々子が珠理とどんな人生を歩むのか楽しみですね。
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芳舟は自分の年齢から心のない式神を、という風に考えていましたが、奥さんが話していた猫という姿に。
時間の長さは関係なく宝玉はきっと幸せな日々を過ごすでしょうね。
それだけ大切に想うことがわかっているからこそ最初の話になるわけですから。
式神を持つ過程でそれぞれ宝剣の霊の話だったり、泡魂というその地に強く残る想いに触れたりも。
そして、土地を守る山犬に説明したりも。
夜雀に山犬という組み合わせは同じでも雰囲気が全く異なっていましたね。
晴人の友人の話では久しぶりに道なしに触れられていたので懐かしく感じたなぁ。
本を使うのかと期待しましたが、そこまでする必要はなかったようですね。
昌和を発端としたイワナガ様との約束。
晴明も参加した親族会議というのはすごいなぁ。
で、昌和が交わした約束を破った場合どうなるのか、というのがはっきりしていないことが問題になったりも。
昌和の人の良さが出ていた感じですが、一族に関わることだから曖昧なのは良くないですね。
確認しに行ったのだろうか。
その場ではそれぞれの判断でということにはなっていましたけど。
桃花の登場を楽しみにしていましたが、相変わらずというか若干ぐいぐいいく感じが増しているような気もしました。
ただ、晴明からの教えが続いているからなのでしょうけど、丁寧にすべきところは丁寧にと短い中にも色々な成長が感じられたかな。
観覧車に乗った話がそのまま描かれるのではなく、晴明から聞けたのが違った視点になるので良かった。
どんなやり取りがあったのかは読めるなら読みたかったですが。
茜の正体に気づいた晴人。
けれど、それを茜本人に確認しようとは思わない。
額田王ではなく今の茜への恩があるから。
総領としても現代に生きる陰陽師たちが茜の正体に触れないよう水月に頼んだ。
芳舟くらいしか気付ける人がいないだろうし、その芳舟も言いふらすような人ではないでしょうしね。
子供がいない芳舟の後継がどうなるのか気になるけど。
大変な仕事を続けてきていたわけですからね。
「からくさ図書館のある京都」のシリーズとしてはまだ続いていきますが、
晴人と茜をメインにした「あなたと式神、お育てします。」はこれで最後に。
再び篁をメインにしていくらしい。
それはそれで非常に嬉しいですけど、このシリーズも良かったので2冊でというのは寂しさがある。
晴明が行っている結界の修復は終わっていないので、晴人たちも出てくるでしょうけど。
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これまでハッキリとしたことが描かれていなかった茜が中心にいるため、茜のことをどういう風に触れていくのか楽しみですね。
そんな茜は京都の結界を修復する晴明に頼まれて陰陽師と式神を育てることに。
桃花と行ったさきがけ祭は終わったもののまだまだ先は長い。
次の段階では京都の内外で陰陽師を育てる必要があるそうで、
その一人目として選ばれたのが晴明の子孫で桔梗家の総領である晴人。
桃花と同じように茜のところの小物を苗床として使っていくわけですけど、
育てていくことも含めて茜に任せたのは何故なのか。
それでなくても忙しいのだろうとは思うけども。
というか、「おとなりの晴明さん」で出てきた話が広がっていくわけじゃなかったんですね。
基本的には晴人の視点で描かれていくのでしょうけど、他の陰陽師の視点でも話が動いたりも。
晴明の子孫に大きな影響を与える事件を起こした昌和。
その事件の直後に親族会議で赤べこを渡してくれた那月。
3人が新たに式神を育てていくことになるわけですけど昌和の式神が面白かったなぁ。
那月がくれた赤べこと息子が好きなトミカの救急車のデザインが反映されるというね。
しかも、呼び出すには詩を読んでほしい、と。
年長者が若い人がしそうなことをしているのがなんだかおかしかった。
晴人は自分からお目付け役となった観世稲荷の御使いの水月にそっくりな白い狐。
那月の兎は意外性はなかったものの金色というのは驚きました。
最後に少し出てきただけなのでどういった性格の子なのかな。
晴明の子孫を見守っていたイワナガ。
けれど、幼い昌和が神様の力を自分が使えると勘違いして過ちを犯した。
それをきっかけに晴明の子孫は20歳前後まで神や仏との接触を絶たれることになった。
相手の先生も傷つけてしまったこともありましたし、仕方のないことですね。
昌和がたまたま最初だっただけで時代が進む中で考え方は変わっていくことを思うと、
同じようなことはいずれ起こっていたでしょうしね。
むしろ真面目な昌和が問題を引き起こしたことは子孫たちにとっては救いだったんじゃないかと思える。
というわけで、イワナガが呪を解くための条件として昌和の式神と美味しいお酒。
それから一番大変なのが子供たちへの教育。
二つは示すものがありますけど、三つ目はどのようにして証明するんだろう。
星乃は後に出てくる那月の姪だったんですね。
彼女が式神を持つ日は来るのだろうか。
イワナガとの約束である教育という面で見たら彼女は不十分ですよね。
彼女なりの良さはもちろんありますけど。
むしろ星乃が成長することでイワナガへの証明になるのだろうか?
晴人は星乃と自分の繋がりを知ったわけですが、次に相対する時はどういった反応になるのかな。
足が生えて疾走するこけしの姿を想像したら非常に怖かった。
落ち込む茶室神。
茶室ということは宗旦狐が出てくるだろうと思いましたが、
ガッツリ絡んでくるわけではなく最後に少しだけというのが意外でしたね。
しかも、宗旦狐のもとに向かう途中で無事に力を取り戻したりも。
人に愛され続けたことで生まれた神様には今を生きる人の言葉が一番届くということなのかな?
その中で晴人は茜の仕事の手伝いとして那月の苗床を選ぶことに。
いくつかを見繕うことになったわけですが、那月ではなく晴人が行うことに
何か意味はあったのだろうか、と気になった。
まだまだ始まったばかりという印象が強い終わり方だったので続きが非常に楽しみ。
茜のことにどれだけ触れるのかというのもありますしね。
晴明は登場していたものの桃花は出てきていないので、今後どういった形で出てくるのかも楽しみ。
からくさ図書館も登場していましたが、それほど篁らしい部分は出ていなかったように思いますが、それでも晴人は何かを察したりも。
水月は白い狐で御使いではありますが、「神様の御用人」の黄金が浮かんできた。
近いうちに最後まで読みたいですね。
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「からくさ図書館のある京都」のシリーズとしてはまだ続いていくようで楽しみですね。
というか、現時点で茜をメインにしたであろう新刊は出ているので読むのが楽しみです。
桃花にも式神を持つ日が来るのか、という感じでしたねぇ。
陰陽師として修行をしているとはいえ、そこから式神をという風には考えていなかったなぁ。
桃花自身も言っていましたけど、もっと先の話だと思っていました。
結び桜のかんざしに式神を宿らせることに。
名前は和歌から取ることに。
最終的には晴明への初恋の想いが込められた名前になったわけですけど、
晴明が不満そうだったのがいいですね。
桃花として次の恋に前向きになっている想いも込められていたわけですけどね。
そんな桃花と合わせて奈良の陰陽師であるシノブにも式神をということで登場したりも。
シノブとゆかりの関係を羨ましく思ったことが恋に前向きになるきっかけでもあった。
二人の話も続きが読みたいですねぇ。
シノブにはどんな式神が生まれたのかも気になりますしね。
双葉が協力してもらった和歌にまつわる神様の御使いの二人と薄緑の因縁の相手との戦い。
因縁の相手と戦う薄緑を助けるため桃花が和歌に力を乗せて協力する。
冬のさきがけ祭の協力者として飯綱権現と飯綱狐がやってくるが、
飯綱狐に異変が起こっていた。
ここでも桃花が活躍することになるわけですが、その中で式神が姿を見せることになる。
自身が晴明にフクロウへ変えてもらった時に似た姿。
そこに名前の由来となる百日紅の花のような真っ赤な嘴を。
飯綱狐に力を分け与えることに。
初花は成長していく中で双葉のように人の姿にもなれるようになるのだろうか?
もちろん桃花の成長も必要でしょうけども。
西王母の桃。
晴明は約束通り受け取るわけですが、多く実がなった時にシノブに受け取らないかと提案していた。
専門学校やゆかりとのこと、そこに霊薬を受け取るという心構えは出来ていない。
まだ早いと断ることを選んだ。
晴明も無理に渡すつもりはなかったわけですけど、
そういう風に自分をしっかりと持っているからこそ提案だけはしたのでしょうね。
そんな桃ですが西王母は近くで見守っていた桃花と初花に渡そうとする。
晴明はそんなことを頼んでいなかったわけで西王母の気まぐれ。
桃花に人の子としての時間をという晴明。
そして、桃花自身が答えを出す。
桃が腐るようなものではないと確認して、晴明が生み出す東王父に渡してみては、と。
西王母にその考えはなかった。
生まれたばかりの東王父を自分が守っていくものだと考えていたから。
というわけで、西王母は残っていた2つの桃を東王父に使うことに。
東王父の誕生で西王母にどういった変化が起こるのか気になる。
時子との時間はほんわかとしていていいなぁ。
冬のさきがけ祭。
それを邪魔する蠱毒の長者との戦い。
桃花と初花は直接は参加せず。
双葉のピンチに初花が助けに向かうことに。
それが出来たのはそこまでの修行の成果であった。
初花もそうですけど、初花の修行をするために桃花も修行をしていたり。
受験勉強もある中で並行してってすごいよなぁ。
最後は桃花と初花の二人でお富士ちゃんが見た夢の原因を調べる。
堂宇に積もっていた雪を食べたことで夢を共有してしまっていたことが原因だった。
悪いものじゃなくてよかった。
晴明から用意してもらった守りとなる金色の葡萄をお富士ちゃんの両親に使ったことは、
晴明に話したらどういう反応をしていたのか気になりますね。
桃花のことだから自分ではなく他者を守ろうとすることはわかっていたでしょうけどね。
そんな中で不思議な縁が繋がったりも。
からくさ図書館を知る女性との出会い。
彼女の赤ちゃんに自分が晴明にしてもらったことと同じようなことを桃花がする。
その後でからくさ図書館を知っていることを聞いて驚くことに。
名前を覚えていないし感想にも名前は書いていなかったことが悔やまれる。
本編に登場した人だったのかな。
彼女ではなく旦那さんの方だったりもするのかな?
あとがきで触れていなかったので、読み直さないとわからないなぁ。
非常に気になる。
晴明がいない中で問題を解決していく姿が良かった。
最後は冥府から戻ってきた晴明。
戻ってきたタイミングは入学式当日。
入学式を終えた後にどんな話をしたのだろう。
冥府から戻ってきたというのがしっくり来る晴明の表情がいいですね。
いい笑顔だったのだろうなぁ。
井戸を壊してしまったのも久しぶりだったことに加えて、
桃花の入学式に間に合うように、と現世に戻ることと逸る気持ちがあったのでしょうね。
次のシリーズでは茜にスポットが当たるようですし、そちらも楽しみですね。
シノブがやってきたタイミングで話していたことから話が広がっていくのかな。
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そのために力を借りたのは応挙の虎。
応挙の虎に会いに行った時に西王母に触れていて、それが今巻では軸となってくる話に。
京都の守護にも関係してくる問題なわけですけど、桃花はそれどころじゃない状況になってしまったりも。
自覚した想い。
隠し通そうとしていたわけですが、こういう形で明らかになるのか、という感じでした。
双葉の視覚などを共有して遠い場所の情報を得るために力を使っていた。
あまりに辛そうな姿に1枚だけだと言われていた呪符を2枚描いてしまう。
その理由を説明するためにはどうしても避けられなかった。
端々で気持ちが溢れそうになっていましたし時間の問題ではあったと思いますけど。
心配する気持ちがきっかけというのが桃花の優しいところが出ていて良かった。
そんな桃花の気持ちに対してはっきりと応えることが出来ないと伝える晴明。
けれど、一方で桃花の望みを叶えたいと動いていることも明かした。
桃花は陰陽師のことだろうと考えていたわけですが、
そうではなく堀川晴明としてともに過ごすことだったんですね。
年間100日ほどは冥府に戻らなければいけないものの、それ以外の時はお隣さんであり続ける、と。
晴明としてはそれをどういったタイミングで伝えるつもりだったんだろうと思った。
京都の守護に関することが落ち着いたら話すつもりだったのだろうか。
そして、晴明としては珍しく自身で歌を詠んだ。
桃花の名前を呼ぶ時にどんな想いを込めているのかを。
晴明の気持ちを聞いたことで桃花の気持ちの整理もつくことになる。
好きな想いは変わらずに。
共に老いていくことになるわけですが、その中で桃花の気持ちはどう変化していくのだろう。
篁が冥府での上下関係ではなく、若い頃を見てきた年長者として晴明にしっかりとお灸を据えようとしていたのがいいですね。
桃花は時子との時間を過ごしてそこでどういったやり取りが行われていたのかはわからないわけですが、自分の初恋のことを話したりと自分に関することを桃花に伝えたりしたのは篁とのやり取りもあったからなのかな。
野狐として生まれ変わったお富士ちゃんが可愛らしかったなぁ。
一時的に宗旦狐が預かっていて漸太という名をもらった晴明神社の関守石がお世話をしていた。
そこに桃花も一緒に遊ぶために訪れることに。
晴明に気持ちを伝えた後にはお富士ちゃんに救われたりも。
まんじゅう小僧の話では直史とまどかが久しぶりに登場。
まどかが仕事で苦戦している姿が描かれたりも。
しかし、赤ちゃんは良く見てますね。
そのせいで両親を困らせてしまうことに。
赤ちゃんにしか見えておらず、また賢すぎるがゆえに両親にちゃんとした理由が伝わらなかったというね。
けれど、ちょっとしたアドバイスで無事に解決してよかった。
西王母が晴明との約束を果たすために動こうとするがよどみがあって来ることが出来ない。
そのよどみの正体は村上水軍の船霊だった。
薬研通に続いてここでも織田信長が関係していたりも。
船霊のことでは宗像三女神に助力を求めたわけですけど、女性装束を身につけることになるとは。
薄緑が茶化していたのがまたいいですね。
西王母とのことは次巻へ。
このシリーズは次で最後になるわけですが、どういう終わり方になるのか楽しみです。
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読み始めてみれば桃花一色でした。
いつにも増して色々な姿を見せていた感じでしたね。
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桃花の心配をよそに試練を楽しむ晴明。
九州から来た菅原道真公、伏見の稲荷神、晴明の身に宿った水神の分身。
神様やあやかしたちと関わるうちに桃花は自分の気持ちに気づくことに。
桃花はどういう気持ちに気づくことになったんだろう。
水神の試練がどういったものかも気になりますね。
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彼女のこれからが幸せであってほしい。
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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。

花嫁の身代わりを引き受けた桃花の前に現れたのは、
晴明とも遠い昔に縁のある妖狐だった。
孤独のせいで悪を為していた妖狐を優しい狐夫婦の元へ生まれ変わらせようと、
晴明は東奔西走。
しかし、ある神様が異議を申し立てることに。
妖狐が晴明にとってどういった存在だったのか、
異議を申し立てた神様はどういった方なのか。
今回も読むのが楽しみです。
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最後まで楽しめました。
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祖父が突きつけた条件は豊臣秀吉が一日で中止した
北野大茶湯の真相を探ること。
実菜が辿り着く答えは。
神苗は彼女を助けることが出来るのか。
久しぶりじゃなかったかなと思っていたら、まさかのシリーズ完結の文字が帯にあって
マジかぁ、と^^;
調べてみたら1年ぶりになるみたいですね。
どういう最後になるんだろう。
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「花房雪」と「日本画キュート」という言葉が印象に残った。
特に「花房雪」はそんな風に言うのな、と思ったら、直後に今考えた。
嘘やん、となりましたね。
今回は年を越し、二人のお隣さん生活が始まって二年を迎える頃までの冬の話。
桃花は大役を任されることになったりも。
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おけら参りを控え、寒さが身に染みる京都の歳末。
現世に馴染んでいく晴明に、桃花は雪の文様をかたどった香立を贈る。
現世で素敵な休暇をすごせるよう願いを込めて。
一方の晴明は陰陽術に目覚めた桃花に師として結び桜の紋を授ける。
そんな二人のもとに、京の悲しい歴史に関わる百鬼夜行が訪れて。
あっという間にシリーズ第五作目ですね。
結び桜の紋というのはどういう意味が込められているんだろうなぁ。
今回も楽しみです。
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ムスルが出てくるとは思わなかったので驚きましたね。
わざわざやってきたのでシノブがいるのに何事かと
思いもしましたしねぇ。
晴明とムスルのやり取りは篁とはまた違う遠慮のなさがあるというか。
ムスル側がというところが強いですけども、
読んでいて楽しかった。
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季節は秋になり、桃花の通う学校で行われる劇を見るため
文化祭に訪れた晴明。
そんな休暇を楽しむ彼のもとに依頼が舞い込み、
秋の女神と、嵯峨菊に隠された温かい想いを知ることになる。
楽しみにしていた四冊目。
晴明が文化祭って、生徒たちの反応が非常に気になるw
劇を見に行ってるのに、晴明が見せ物になるんじゃなかろうか?^^;
嵯峨菊に隠された想いというのは一体どういうものなのでしょうね。
楽しみです。
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