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三日間の幸福/三秋縋(著) 読了

三日間の幸福/三秋縋(著)前作も悪くはなかったのですが、
これは段違いでよかった。
久しぶりに一気に読みたいと思えた作品だなぁ。
実際に昨日の夜中まで読んでましたが^^;

友達だと思っていた人や大切な人との再会。
そこで知った相手の本心。
そういうことで落ちることももちろんあったわけですが、
それらを含めて充実していて幸せそうだと感じました。
彼らにとってはこの物語の後の残された三日間がもっとも幸せな時間となるのでしょうけど、
そうなるまでの過程であるこの物語自体の方が一番彼らにとっては
幸せな時間だったんじゃないかと思うなぁ。
三日間ではあの時はこうだった、と振り返ることが多くなりそうなんでね。

バッドエンドよりの終わり方になるのかな、と思っていたんですが、
ハッピーエンドな終わり方でスッキリとした気持ちで終われたのもよかった。

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以下、ネタバレ含みつつ感想続けます。
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三日間の幸福/三秋縋(著)

三日間の幸福/三秋縋(著)メディアワークス文庫、12月の新刊4冊目。

自分の寿命の査定価格が1年につき1万円であることを知った。
そんな彼は未来を悲観してその寿命の大半を売り払った。
そうして残った僅かな寿命で幸せをつかもうとしたが、
全て裏目に出てしまい空回りするばかり。
そんな自分を醒めた目で見つめる女性。
その彼女のために生きることが一番の幸せなんだ、と気づいたときには
残された寿命は二ヶ月を切っていた。

今作も前作と同じで書き下ろし新作ではなかったようで、
ウェブで公開されていたものを、という形みたいですね。
個人的にはウェブで読んでないから別に違いはないのですが、
書き下ろしの新作というのを書いてもらいたいなぁ、と思うところです。
さてはて、今回はどんな感じだろうかなぁ。

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