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ストーリー・セラー/有川浩(著) 読了

ストーリー・セラー/有川浩(著)許してくれと言わんばかりに泣いた。
許してくれって何か変だけど、
それが一番言葉として合ってるかな。
って感じです。

一度決壊したら止まらなかったです。

Side:Aは小説家の奥さんが彼女だけの特殊な病気にかかってしまい、
そんな彼女を支える彼女の一番最初のファンである旦那さん。
そんな夫婦の話。
Side:BはそんなSide:Aと対になる話をという始まり方で、
旦那さんが亡くなる話。
小説家の奥さんとガンを患った旦那さんの話。

2つの作品に言えることはどこまでが本当の話かわからないということ。
ですかね。
絞め方がそんな終わり方です。
真実を知るのは当事者たちだけ。

Side:AはSide:Bの彼女が書いた小説。
という扱いになってる感じ。
で、Side:B自体はその彼女が実体験を元に書いた話。
という感じになってる。

だから、どこまでが本当の話かわからない。
という感じです。

本当に泣きました。
今までの有川浩とは少し違ったテイストの小説なんじゃないかな。
って思います。
「レインツリーの国」が一番近いかな?
と思いました。

1つ気になったのは有川浩さんにしては珍しくあとがきがなかったことですね。
いつもあとがきを読むのも楽しみにしているので残念だった。

以下ネタバレ含みつつ感想続けます。
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ストーリー・セラー/有川浩(著)

ストーリー・セラー/有川浩(著)有川浩さんの新作。
「Story Seller」に掲載された「Side:A」と
単行本のために書き下ろされた「Side:B」の
2つからなる完全版。

小説家の女性と、その旦那さんの話。

極限の決断を求められた彼女が
夫のために物語を紡ぐ。

そんなお話です。

かなり楽しみ。

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